スマートバンド「HUAWEI Band 3 Pro」も
ファーウェイ、SIMフリースマホ「NOVA 3」10月5日発売。54,800円前後、最上位機と同じ「Kirin 970」搭載
ファーウェイ・ジャパンは、novaシリーズのSIMフリースマートフォン「HUAWEI nova 3」を10月5日に発売する。価格はオープンだが、54,800円前後での販売が予想される。また、スポーツ用フィットネスバンド「HUAWEI Band 3 Pro」も発表。こちらは10月19日の発売で、価格はオープン、11,880円前後での販売が予想される。どちらも本日10月2日より予約を開始する。
nova 3は前面と背面にそれぞれ2つ、計4つのカメラを搭載した、ダブルレンズAIスマートフォン。novaシリーズは若者層や女性を主なターゲットにしたライトフラグシップ機となっている。本体色はアイリスパープルとブラックの2色展開だが、goo限定でレッドカラーも用意される。
OSはAndroid 8.1を搭載で、RAMは4GB、ストレージは128GBとなる。同社独自のEMUI 8.2も採用。プロセッサーは同社の「P20 Pro(関連ニュース)」などと同様のKirin 970を搭載し、AI処理専用のNPUを搭載する。
ディスプレイはP20 Proの6.1インチより少し大きい約6.3インチで、ノッチを上部に設けたフルビュー・ディスプレイを採用。アスペクト比は19.5:9で、解像度は2,340×1,080となる。
カメラはイン/アウトともにダブルレンズを搭載しており、インカメラは2,400万画素と200万画素の構成。アウトカメラは1,600万画素(RGB/F1.8)と2,400万画素(白黒/F1.8)という構成だ。また、480fpsのスローモーションにも対応する。
NPUによるディープラーニングなどのAIによって撮影画質の向上を図るシステムは、イン/アウトの両方に搭載する。
インカメラでは、ビューティーアルゴリズムの搭載により、AIによる補正により“自然に盛れる”と紹介。窓辺など、背景が白飛びし人物が暗く映るような場面でも、人物や背景を認識し、自動で補正、自然な明るさでの仕上がりを目指した。背景は青空、室内、海などの8つのシーンから選択され、人物と背景を区別して最適化を図っている。
このビューティー機能では肌の質感を自由に調整することができる。これらの機能のため、50以上の国、5,000人以上の肌の色を研究したという。また、逆光で白飛びしにくくするためのHDR効果は、リアルタイムにプレビューできる。
アウトカメラには、22のシーンや被写体を自動で認識する機能を搭載。これは1億枚におよぶ画像の学習によって実現させており、ねこ/いぬ、室内/青空、といった認識が行われる。
これらの機能による写真については、「誰でも簡単に、まるで一眼レフで撮ったのではないかという写真を撮影できる」と紹介。猫の写真ではひげや毛並みまで描写し、食べ物はフレッシュにみずみずしく写ると説明された。
ほかにもAI機能では、iPhoneのAnimojiのように、ユーザーの表情と声を設定できる3Dキャラクター絵文字「3D Qmoji」を搭載。動物の耳などのエフェクトや背景を変更した画像/動画が撮影できる「ARレンズ」のほか、カメラに商品を向けるとAmazonで調べてくれる「AIスキャン」、画像を自動で整理する「AI Gallery」も搭載する。
デザインには、3Dカーブガラスを採用。テーブルから持ち上げたときに、手にフィットするという。またカラーではブラックの他に、「アイリスパープル」がラインナップされる。アイリスパープルは黒のベースの上に2層の高屈折フィルムを重ることで独特の質感を実現させている。
指紋センサーを背面に搭載するほか、顔認証にも対応。顔認証は赤外線ライトで照らすことで、暗い場所でも認証ができるように工夫されている。
その他の機能としては、同社のスマートフォンで初搭載でゲーム時に処理能力を高める「GPU Turbo」を搭載するほか、同じWi-Fi上の同社端末(最高7台)とシンクロさせて音楽を再生させる「HUAWEI Party Mode」も搭載する。
外形寸法は73.7W×157H×7.3Dmmで、質量は166gとなる。バッテリーは3,750mAhで、USB Type-Cコネクタからの急速充電にも対応。また、オーディオ用の3.5mmジャックを搭載する。microSD(256GBまで)も使用可能。
■約1.2万の防水フィットネスバンド「HUAWEI Band 3 Pro」も
HUAWEI Band 3 Proは、スポーツ用のフィットネスバンド。0.95インチの有機ELカラータッチディスプレイを採用。35文字まで表示可能で、スマートフォンとのBluetooth接続によりメールやメッセージの確認ができる。カラーはブラックとゴールドの2色展開。
5気圧防水で水泳にも使用できるほか、センサーとしてGPS、6軸センサー、心拍センサーを搭載する。重さは約25gで、「24時間着けっぱなしでも違和感なくすごせる軽量感」とのこと。
GPSを内蔵することで、ランニングのルートや距離、スピードなどを単体で計測することができる。GPS使用時のバッテリー寿命は約7時間で、7時間という時間は、「アマチュアがフルマラソンを完走まで計測できる時間」とのこと。
ランニングのほかに、ウォーキング、サイクリングなど8つのモードを搭載するほか、スイミングモードでは水泳姿勢を自動的に識別、ターン数や距離などを計測することができる。
また睡眠のトラッキング機能「HUAWEI TruSleep 2.0」を搭載。ハーバード大学の認証を受けており、正確なデータを計測できるとした。深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、目覚めた回数を計測できるほか、これらのデータをもとに200件以上のアドバイスの中から、睡眠改善に最適なアドバイスが提示される。
さらにスマートフォン探索機能を搭載。スマートフォンとBluetooth接続状態であれば、スマートフォンを見失ったときに最大音量で鳴らせることができる。また、本気はリモート撮影でのシャッターとしても使用できる。
外形寸法は、19W×45H×11Dmmで、質量は約25g。バッテリーは100mAhで、通常使用で10日、GPS使用で7時間のバッテリー寿命をもつ。
■ビックロにファーウェイショップがオープン
今回新製品の他にも、3つの発表が行われた。
1つはファーウェイ・アプリストアの開設。本日よりサービスが始まっており、同社スマートフォンの利用者に1000以上のプレミアムコンテンツを提供するとした。また開発キットが無償で配布され、世界130カ国のユーザーに提供できるという。このストアは、EMUI9.0以降のSIMフリー端末に順次対応する。
また、新宿・ビックロにファーウェイ・ショップがオープンすることを発表。これは今年2月にヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに次ぐオープンとなる。
さらに、これに加えて修理拠点を併設させるという。その場で修理サービスが提供できるとのことだ。
■世界2位のシェアに成長したHUAWEI
発表会では冒頭、ファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴハ)氏が登壇し、2018年第4四半期に、同社のスマートフォンのシェアが世界で2位となりアップルを抜いたことをアピール。またnovaシリーズのユーザーは世界で5,000万人におよぶことを説明した。
また日本市場においては、Androidスマートフォンのシェアが1位となっていることなどを紹介。くわえてAndroidタブレットでも1位となっていることをアピールした。
また後半には、MVNO各社の責任者が登壇、nova 3を取り扱うにあたっての意気込みをアピールした。
イオンモバイルの井関定直氏は、売上の半数がHUAWEIのスマートフォンであることを説明。イオンモバイルはHUAWEIとMVNO事業を進めてきたという。
現在の年代別構成比は、40 - 50代が多く、nova 3は20代以下をターゲットにした端末として期待していると説明。中高生をもつ親から、tiktokなどのショートムービーを投稿したいという声が多く、ダブルレンズやARカメラなどを搭載しセルフィーに向いたnova 3はその条件に合うということが理由だという。
ocnの鈴木基久氏は、モバイルoneとセットで明日午前11時より受付開始すると説明。また、gooでは限定カラーのレッドが用意された。nova 3には発売の記念価格をするほか、レッドカラーにはユニークな割引キャンペーンも行うとした。
mineoの上田晃穂氏は、採用する理由を“トリプルキャリア対応”の端末だからと説明。まさにオールマイティーな端末だと強調した。
niftyの益田 巧氏は、nova3をフラグシップに迫るスペックながらもリーズナブルな価格を実現した端末だと説明。特にカメラは、餃子の焼き目やごげ目の違いがわかるくらいの高画質だという。また、HUAWEIの端末は故障率が低いということもアピールしていた。
Biglobeの下村友厚氏は、カメラ、大画面に加え、大容量のバッテリーに期待しているとし、同社が提供するyoutubeなどの通信量が無制限の「エンタメフリー・オプション」でバッテリーの持ちが活かせるのではとアピールした。
楽天モバイルの大尾嘉 宏人氏は、2015年からHUAWEI端末を扱ってきたと説明、nova3は20代30代をターゲットにした特徴的な製品で、期待しているとのことだ。
nova 3は前面と背面にそれぞれ2つ、計4つのカメラを搭載した、ダブルレンズAIスマートフォン。novaシリーズは若者層や女性を主なターゲットにしたライトフラグシップ機となっている。本体色はアイリスパープルとブラックの2色展開だが、goo限定でレッドカラーも用意される。
OSはAndroid 8.1を搭載で、RAMは4GB、ストレージは128GBとなる。同社独自のEMUI 8.2も採用。プロセッサーは同社の「P20 Pro(関連ニュース)」などと同様のKirin 970を搭載し、AI処理専用のNPUを搭載する。
ディスプレイはP20 Proの6.1インチより少し大きい約6.3インチで、ノッチを上部に設けたフルビュー・ディスプレイを採用。アスペクト比は19.5:9で、解像度は2,340×1,080となる。
カメラはイン/アウトともにダブルレンズを搭載しており、インカメラは2,400万画素と200万画素の構成。アウトカメラは1,600万画素(RGB/F1.8)と2,400万画素(白黒/F1.8)という構成だ。また、480fpsのスローモーションにも対応する。
NPUによるディープラーニングなどのAIによって撮影画質の向上を図るシステムは、イン/アウトの両方に搭載する。
インカメラでは、ビューティーアルゴリズムの搭載により、AIによる補正により“自然に盛れる”と紹介。窓辺など、背景が白飛びし人物が暗く映るような場面でも、人物や背景を認識し、自動で補正、自然な明るさでの仕上がりを目指した。背景は青空、室内、海などの8つのシーンから選択され、人物と背景を区別して最適化を図っている。
このビューティー機能では肌の質感を自由に調整することができる。これらの機能のため、50以上の国、5,000人以上の肌の色を研究したという。また、逆光で白飛びしにくくするためのHDR効果は、リアルタイムにプレビューできる。
アウトカメラには、22のシーンや被写体を自動で認識する機能を搭載。これは1億枚におよぶ画像の学習によって実現させており、ねこ/いぬ、室内/青空、といった認識が行われる。
これらの機能による写真については、「誰でも簡単に、まるで一眼レフで撮ったのではないかという写真を撮影できる」と紹介。猫の写真ではひげや毛並みまで描写し、食べ物はフレッシュにみずみずしく写ると説明された。
ほかにもAI機能では、iPhoneのAnimojiのように、ユーザーの表情と声を設定できる3Dキャラクター絵文字「3D Qmoji」を搭載。動物の耳などのエフェクトや背景を変更した画像/動画が撮影できる「ARレンズ」のほか、カメラに商品を向けるとAmazonで調べてくれる「AIスキャン」、画像を自動で整理する「AI Gallery」も搭載する。
デザインには、3Dカーブガラスを採用。テーブルから持ち上げたときに、手にフィットするという。またカラーではブラックの他に、「アイリスパープル」がラインナップされる。アイリスパープルは黒のベースの上に2層の高屈折フィルムを重ることで独特の質感を実現させている。
指紋センサーを背面に搭載するほか、顔認証にも対応。顔認証は赤外線ライトで照らすことで、暗い場所でも認証ができるように工夫されている。
その他の機能としては、同社のスマートフォンで初搭載でゲーム時に処理能力を高める「GPU Turbo」を搭載するほか、同じWi-Fi上の同社端末(最高7台)とシンクロさせて音楽を再生させる「HUAWEI Party Mode」も搭載する。
外形寸法は73.7W×157H×7.3Dmmで、質量は166gとなる。バッテリーは3,750mAhで、USB Type-Cコネクタからの急速充電にも対応。また、オーディオ用の3.5mmジャックを搭載する。microSD(256GBまで)も使用可能。
■約1.2万の防水フィットネスバンド「HUAWEI Band 3 Pro」も
HUAWEI Band 3 Proは、スポーツ用のフィットネスバンド。0.95インチの有機ELカラータッチディスプレイを採用。35文字まで表示可能で、スマートフォンとのBluetooth接続によりメールやメッセージの確認ができる。カラーはブラックとゴールドの2色展開。
5気圧防水で水泳にも使用できるほか、センサーとしてGPS、6軸センサー、心拍センサーを搭載する。重さは約25gで、「24時間着けっぱなしでも違和感なくすごせる軽量感」とのこと。
GPSを内蔵することで、ランニングのルートや距離、スピードなどを単体で計測することができる。GPS使用時のバッテリー寿命は約7時間で、7時間という時間は、「アマチュアがフルマラソンを完走まで計測できる時間」とのこと。
ランニングのほかに、ウォーキング、サイクリングなど8つのモードを搭載するほか、スイミングモードでは水泳姿勢を自動的に識別、ターン数や距離などを計測することができる。
また睡眠のトラッキング機能「HUAWEI TruSleep 2.0」を搭載。ハーバード大学の認証を受けており、正確なデータを計測できるとした。深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、目覚めた回数を計測できるほか、これらのデータをもとに200件以上のアドバイスの中から、睡眠改善に最適なアドバイスが提示される。
さらにスマートフォン探索機能を搭載。スマートフォンとBluetooth接続状態であれば、スマートフォンを見失ったときに最大音量で鳴らせることができる。また、本気はリモート撮影でのシャッターとしても使用できる。
外形寸法は、19W×45H×11Dmmで、質量は約25g。バッテリーは100mAhで、通常使用で10日、GPS使用で7時間のバッテリー寿命をもつ。
■ビックロにファーウェイショップがオープン
今回新製品の他にも、3つの発表が行われた。
1つはファーウェイ・アプリストアの開設。本日よりサービスが始まっており、同社スマートフォンの利用者に1000以上のプレミアムコンテンツを提供するとした。また開発キットが無償で配布され、世界130カ国のユーザーに提供できるという。このストアは、EMUI9.0以降のSIMフリー端末に順次対応する。
また、新宿・ビックロにファーウェイ・ショップがオープンすることを発表。これは今年2月にヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに次ぐオープンとなる。
さらに、これに加えて修理拠点を併設させるという。その場で修理サービスが提供できるとのことだ。
■世界2位のシェアに成長したHUAWEI
発表会では冒頭、ファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴハ)氏が登壇し、2018年第4四半期に、同社のスマートフォンのシェアが世界で2位となりアップルを抜いたことをアピール。またnovaシリーズのユーザーは世界で5,000万人におよぶことを説明した。
また日本市場においては、Androidスマートフォンのシェアが1位となっていることなどを紹介。くわえてAndroidタブレットでも1位となっていることをアピールした。
また後半には、MVNO各社の責任者が登壇、nova 3を取り扱うにあたっての意気込みをアピールした。
イオンモバイルの井関定直氏は、売上の半数がHUAWEIのスマートフォンであることを説明。イオンモバイルはHUAWEIとMVNO事業を進めてきたという。
現在の年代別構成比は、40 - 50代が多く、nova 3は20代以下をターゲットにした端末として期待していると説明。中高生をもつ親から、tiktokなどのショートムービーを投稿したいという声が多く、ダブルレンズやARカメラなどを搭載しセルフィーに向いたnova 3はその条件に合うということが理由だという。
ocnの鈴木基久氏は、モバイルoneとセットで明日午前11時より受付開始すると説明。また、gooでは限定カラーのレッドが用意された。nova 3には発売の記念価格をするほか、レッドカラーにはユニークな割引キャンペーンも行うとした。
mineoの上田晃穂氏は、採用する理由を“トリプルキャリア対応”の端末だからと説明。まさにオールマイティーな端末だと強調した。
niftyの益田 巧氏は、nova3をフラグシップに迫るスペックながらもリーズナブルな価格を実現した端末だと説明。特にカメラは、餃子の焼き目やごげ目の違いがわかるくらいの高画質だという。また、HUAWEIの端末は故障率が低いということもアピールしていた。
Biglobeの下村友厚氏は、カメラ、大画面に加え、大容量のバッテリーに期待しているとし、同社が提供するyoutubeなどの通信量が無制限の「エンタメフリー・オプション」でバッテリーの持ちが活かせるのではとアピールした。
楽天モバイルの大尾嘉 宏人氏は、2015年からHUAWEI端末を扱ってきたと説明、nova3は20代30代をターゲットにした特徴的な製品で、期待しているとのことだ。