スライド式カメラでノッチなし有機ELディスプレイ搭載
OPPOの旗艦スマホ「Find X」、日本は11月上旬に約11万円で発売
OPPO Japanは、スライド式の“ステルス3Dカメラ”によってノッチなしで画面占有率93.8%を実現した6.4型有機ELディスプレイ搭載の同社フラグシップSIMフリースマートフォン「Find X」を11月上旬に日本市場で発売すると発表。オープン価格だが111,880円前後での実売が予想される。本日10月19日16時から予約受付を開始する。
先行して発表されている海外では256GBモデルと128GBモデルがラインナップしているが、日本では256GBモデルのみでの展開。本体色はワインレッド/サイレントブルーの2色を用意している。
クアルコムSnapdragon 845と8GBのメモリ(RAM)を搭載するなどしたハイスペック機。OSにはAndroid 8.1をベースにした独自OSのColorOS 5.1を採用している。バッテリーには1,700mAhバッテリーを2基搭載している。SIMカードサイズはデュアルnano-SIM。なお防水には非対応。
イヤホン端子は搭載せず、USB Type-C接続のイヤホンを付属。一般的なイヤホンを使えるようにUSB-Type-Cから3.5mmステレオミニ端子への変換アダプターも付属する。
フロントカメラ、アウトカメラともに端末上部から自動でリフトアップするスライド式格納機構を採用した「ステルス3Dカメラ」を搭載。カメラレンズは通常は隠れた状態になっており、カメラアプリを起動すると端末上部にスライドしてカメラが現れる。また、誤って落としてしまった際には落下を検知してカメラ部が自動で格納される。カメラの画素数はアウトカメラが1,600万画素と2,000万画素のデュアルカメラで、インカメラが2,500万画素。
このスライド機構は30万回以上の動作試験をクリア。1日150回使用しても5年間使用できるように設計しているという。また、バッテリー残量が1%の状態でも200回スライドする省電力性も実現させている。なお、カメラアプリはもちろんサードパーティ製アプリにも対応しているほか、カメラのフラッシュ機能を利用する懐中電灯アプリなどでもスライド機構は動作する。
スライドしてカメラがシフトアップするまでの時間は約0.4秒。「ユーザー体験にとって最適な起動時間をいろいろと検討して決めた」(海外市場プロダクトディレクター 党壮麗〔トウ ソウレイ〕氏)という。
こうしたスライド式カメラの採用などで画面全体に遮るものをなくすことで、画面占有率93.8%を実現。スクリーンの画面占有率をより高める為、左右上下ともにベゼル幅を削減。「すべてのAndroidスマートフォンのなかで最も狭ベゼルを実現した」(プロダクトマネージャー 中川裕也氏)とのことで、ノッチもなく超狭ベゼルを実現したことによって「大画面から真の全画面の時代へ、未来が始まる」とアピールしている。
カメラ機能では「A.I.インテリジェント3Dカメラ」機能も搭載。A.I.ビューティー機能によって、顔の特徴296か所を立体的にスキャンし、800万通りの美顔データから最適な補正を加えるという。また、「フェイスライト」「キャンバスライト」「ローカルライト」などライティング効果を変更して撮影できる「3Dライティング機能」も搭載している。加えてHDR撮影にも対応し、逆光などでも色鮮やかな写真を撮影できるともしている。
さらに、「3D顔認証技術」をAndroid スマートフォンとして初めて搭載。顔の15,000ヶ所を3Dスキャンすることで、細かな凹凸までを再現した3Dモデルデータを生成、保存してロック解除に利用できる。同社では、画面ロック解除時の誤認識発生率を指紋認証と比較し、「指紋認証よりも20倍安全な技術だ」としている。
そのほか、独自の急速充電システム「VOOC」が、「Super VOOC フラッシュチャージ」へと進化。バッテリー2つを直列で接続し、電圧を分散して充電することで充電速度をさらに高速化させた。この結果、35分でフル充電できるようになった。
デザイン面では、独自の「クレッセントアークデザイン」を採用。生産が非常に難しいという3D曲面ガラスを使ったスリムな曲線のデザインにすることで、「手に良くなじみ、操作性と美しさを兼ねそなえ、ユーザー体験とデザイン性を両立させた」とアピールしている。
OPPO Japan 代表取締役のケ宇辰(トウ ウシン)氏は、「Find Xの“X”は未知、無限の可能性といったことを表現している」とモデル名の理由を紹介。「本当の意味での“未来のフラグシップ”を目指した」とし、「そのためにノッチなしの画面にし、背面カメラも隠した」とコメント。「Find Xは芸術とテクノロジーの融合を最高の形で再現しているスマートフォンだ」とアピールした。
また、ケ氏は本機を「未来のスマートフォンへの探求のスタート地点になるモデル」とも表現。「今後はAIや5Gといった最新テクノロジーに対しても飽くなき挑戦を続けていく」とし、5G時代に向けてクアルコムと協力関係を結んで活動しており、5G対応スマホを世界で始めて発売するメーカーになる予定であることも語った。
先行して発表されている海外では256GBモデルと128GBモデルがラインナップしているが、日本では256GBモデルのみでの展開。本体色はワインレッド/サイレントブルーの2色を用意している。
クアルコムSnapdragon 845と8GBのメモリ(RAM)を搭載するなどしたハイスペック機。OSにはAndroid 8.1をベースにした独自OSのColorOS 5.1を採用している。バッテリーには1,700mAhバッテリーを2基搭載している。SIMカードサイズはデュアルnano-SIM。なお防水には非対応。
イヤホン端子は搭載せず、USB Type-C接続のイヤホンを付属。一般的なイヤホンを使えるようにUSB-Type-Cから3.5mmステレオミニ端子への変換アダプターも付属する。
フロントカメラ、アウトカメラともに端末上部から自動でリフトアップするスライド式格納機構を採用した「ステルス3Dカメラ」を搭載。カメラレンズは通常は隠れた状態になっており、カメラアプリを起動すると端末上部にスライドしてカメラが現れる。また、誤って落としてしまった際には落下を検知してカメラ部が自動で格納される。カメラの画素数はアウトカメラが1,600万画素と2,000万画素のデュアルカメラで、インカメラが2,500万画素。
このスライド機構は30万回以上の動作試験をクリア。1日150回使用しても5年間使用できるように設計しているという。また、バッテリー残量が1%の状態でも200回スライドする省電力性も実現させている。なお、カメラアプリはもちろんサードパーティ製アプリにも対応しているほか、カメラのフラッシュ機能を利用する懐中電灯アプリなどでもスライド機構は動作する。
スライドしてカメラがシフトアップするまでの時間は約0.4秒。「ユーザー体験にとって最適な起動時間をいろいろと検討して決めた」(海外市場プロダクトディレクター 党壮麗〔トウ ソウレイ〕氏)という。
こうしたスライド式カメラの採用などで画面全体に遮るものをなくすことで、画面占有率93.8%を実現。スクリーンの画面占有率をより高める為、左右上下ともにベゼル幅を削減。「すべてのAndroidスマートフォンのなかで最も狭ベゼルを実現した」(プロダクトマネージャー 中川裕也氏)とのことで、ノッチもなく超狭ベゼルを実現したことによって「大画面から真の全画面の時代へ、未来が始まる」とアピールしている。
カメラ機能では「A.I.インテリジェント3Dカメラ」機能も搭載。A.I.ビューティー機能によって、顔の特徴296か所を立体的にスキャンし、800万通りの美顔データから最適な補正を加えるという。また、「フェイスライト」「キャンバスライト」「ローカルライト」などライティング効果を変更して撮影できる「3Dライティング機能」も搭載している。加えてHDR撮影にも対応し、逆光などでも色鮮やかな写真を撮影できるともしている。
さらに、「3D顔認証技術」をAndroid スマートフォンとして初めて搭載。顔の15,000ヶ所を3Dスキャンすることで、細かな凹凸までを再現した3Dモデルデータを生成、保存してロック解除に利用できる。同社では、画面ロック解除時の誤認識発生率を指紋認証と比較し、「指紋認証よりも20倍安全な技術だ」としている。
そのほか、独自の急速充電システム「VOOC」が、「Super VOOC フラッシュチャージ」へと進化。バッテリー2つを直列で接続し、電圧を分散して充電することで充電速度をさらに高速化させた。この結果、35分でフル充電できるようになった。
デザイン面では、独自の「クレッセントアークデザイン」を採用。生産が非常に難しいという3D曲面ガラスを使ったスリムな曲線のデザインにすることで、「手に良くなじみ、操作性と美しさを兼ねそなえ、ユーザー体験とデザイン性を両立させた」とアピールしている。
OPPO Japan 代表取締役のケ宇辰(トウ ウシン)氏は、「Find Xの“X”は未知、無限の可能性といったことを表現している」とモデル名の理由を紹介。「本当の意味での“未来のフラグシップ”を目指した」とし、「そのためにノッチなしの画面にし、背面カメラも隠した」とコメント。「Find Xは芸術とテクノロジーの融合を最高の形で再現しているスマートフォンだ」とアピールした。
また、ケ氏は本機を「未来のスマートフォンへの探求のスタート地点になるモデル」とも表現。「今後はAIや5Gといった最新テクノロジーに対しても飽くなき挑戦を続けていく」とし、5G時代に向けてクアルコムと協力関係を結んで活動しており、5G対応スマホを世界で始めて発売するメーカーになる予定であることも語った。