持ち運びやすさ/音質重視などタイプの違う3製品
iPhone7との組み合わせにおすすめ!AKGのワイヤレスヘッドホン3選
iPhone 7シリーズが発売され、ここ数年噂され続けてきた「iPhoneからイヤホン端子がなくなる」は遂に現実のものとなった。今後その他スマートフォンでもイヤホン端子廃止は増えてくると予想される。USBの次世代、USB-C端子の規格にアナログオーディオ出力機能が追加されるなど、それを見込んだ動きが見られるのだ。
だがどちらにしても既存のイヤホンやヘッドホンを使い続けるには変換アダプターや変換ケーブルが必要になる。面倒だし、取り回しもよくはないだろう。
そこで改めて注目が集まるのがBluetoothだ。Appleも次の本命としては「AirPods」を中心にワイヤレスを推してきているし、Appleに推されるまでもなく「どうせ既存のイヤホンやヘッドホンの使い勝手は悪くなってしまうのなら、この機会に身軽なワイヤレスに…」と考え始めていたユーザーも少なくないだろう。
また製品の世代的にも今は、Bluetoothヘッドホン/イヤホンの買い時として好機と言える。各社が作り慣れてその特性を加味した音作りのノウハウを蓄積できたからか、コーデック等は数年前と同じでもトータルのサウンドは数年前より明らかによいという製品が増えているのだ。
その代表として今回は、メジャーブランド、AKGのBluetoothヘッドホン現行ラインナップから3モデルを紹介しよう。Bluetoothヘッドホンの基準の底上げと3モデルの個性をお伝えしていきたい。
持ち運びやすさNO.1! 外観に反したダイナミックな描写
Y45BT [製品の詳細]
今回紹介する中で最も小型軽量。特に折りたたみ時の小ささは、普段使いでの「使っていないときのカバンへのしまいやすさ」を重視するユーザーにとって大きな魅力になるだろう。耳に軽く載せるオンイヤータイプのイヤーパッドと合わせて装着感も軽やか。
ただしこのタイプのヘッドホン全般の注意点として、装着が本来のポジションから多少ずれていても違和感が少なくて気付きにくく、正しいポジションで発揮されるヘッドホン本来のサウンドを得られていないことにも気付きにくい。そこは試聴時にも購入後にも注意してほしい。
もちろん基本的なリモコン&マイクの機能を搭載。特にiPhoneでは、本機のリモコンの3ボタンが純正イヤホンの3ボタンと同じように機能する(例えば中央ボタンダブルクリックで曲送りなど)ので、純正イヤホンからの乗り換え時にも違和感はないはずだ。再生時間も小型機としては納得の8時間を確保している。
サウンドの傾向は、小型軽量さに反して中低音を特に生かした迫力タイプ! 歌や楽器の描写は全体に大柄なので、緻密さとか繊細さとかそういった描写を好む方にはぴんとこないかもしれない。しかしこの大きくダイナミックな描写によって、街中や電車内といった騒がしい環境でも音楽の力が明快に届いてくる。
音の感触はウォーム系。シンバルの硬質な鋭さや歌の鋭い息遣いといったところは適度に和らげる、ソフトタッチの表現だ。装着感の軽さとも合わせて、通勤通学の音楽タイムが長めで、ずっと音楽を聴いていたいけれど耳を疲れさせたくはないといった方に特にぴったりかもしれない。
だがどちらにしても既存のイヤホンやヘッドホンを使い続けるには変換アダプターや変換ケーブルが必要になる。面倒だし、取り回しもよくはないだろう。
そこで改めて注目が集まるのがBluetoothだ。Appleも次の本命としては「AirPods」を中心にワイヤレスを推してきているし、Appleに推されるまでもなく「どうせ既存のイヤホンやヘッドホンの使い勝手は悪くなってしまうのなら、この機会に身軽なワイヤレスに…」と考え始めていたユーザーも少なくないだろう。
また製品の世代的にも今は、Bluetoothヘッドホン/イヤホンの買い時として好機と言える。各社が作り慣れてその特性を加味した音作りのノウハウを蓄積できたからか、コーデック等は数年前と同じでもトータルのサウンドは数年前より明らかによいという製品が増えているのだ。
その代表として今回は、メジャーブランド、AKGのBluetoothヘッドホン現行ラインナップから3モデルを紹介しよう。Bluetoothヘッドホンの基準の底上げと3モデルの個性をお伝えしていきたい。
持ち運びやすさNO.1! 外観に反したダイナミックな描写
Y45BT [製品の詳細]
今回紹介する中で最も小型軽量。特に折りたたみ時の小ささは、普段使いでの「使っていないときのカバンへのしまいやすさ」を重視するユーザーにとって大きな魅力になるだろう。耳に軽く載せるオンイヤータイプのイヤーパッドと合わせて装着感も軽やか。
ただしこのタイプのヘッドホン全般の注意点として、装着が本来のポジションから多少ずれていても違和感が少なくて気付きにくく、正しいポジションで発揮されるヘッドホン本来のサウンドを得られていないことにも気付きにくい。そこは試聴時にも購入後にも注意してほしい。
もちろん基本的なリモコン&マイクの機能を搭載。特にiPhoneでは、本機のリモコンの3ボタンが純正イヤホンの3ボタンと同じように機能する(例えば中央ボタンダブルクリックで曲送りなど)ので、純正イヤホンからの乗り換え時にも違和感はないはずだ。再生時間も小型機としては納得の8時間を確保している。
サウンドの傾向は、小型軽量さに反して中低音を特に生かした迫力タイプ! 歌や楽器の描写は全体に大柄なので、緻密さとか繊細さとかそういった描写を好む方にはぴんとこないかもしれない。しかしこの大きくダイナミックな描写によって、街中や電車内といった騒がしい環境でも音楽の力が明快に届いてくる。
音の感触はウォーム系。シンバルの硬質な鋭さや歌の鋭い息遣いといったところは適度に和らげる、ソフトタッチの表現だ。装着感の軽さとも合わせて、通勤通学の音楽タイムが長めで、ずっと音楽を聴いていたいけれど耳を疲れさせたくはないといった方に特にぴったりかもしれない。