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【特別企画】VGP審査員 鴻池賢三氏が徹底解説

スマホ対応で大幅進化。パナソニック “新世代ディーガ”「UBZ2030」の魅力に迫る

公開日 2017/11/17 11:00 鴻池賢三
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スマホ対応で大幅進化。新世代ディーガ、誕生

レコーダー市場で圧倒的な存在感を誇る、パナソニック「ディーガ」。スマホアプリと連携してホームサーバーにもなるクラウド対応を果たしつつ、Ultra HD ブルーレイ再生にも対応。画質でも使い勝手でも先を行く、本機の魅力に迫る

■「どこでもディーガ」アプリでわが家の思い出を一元管理

今やスマホは生活の中心と言っても過言ではない。いつでもどこでも無限の情報にアクセスでき、映像や音楽までも楽しめ、利用時間が長くなるのも当然だ。

そうしたトレンドを反映し、ディーガがスマホとの連携を大幅強化。スマホ頼りでレコーダーの利用時間が少なくなったというユーザーも、新しい「おうちクラウドディーガ」なら、さらにスマホライフが楽しく充実したものになりそうな新機能を満載している。

スマホアプリ「どこでもディーガ」は、テレビ番組だけでなく、音楽や写真も一元管理できる利便性が評価されVGP2018企画賞にも輝いた。家のなかでも外出先でも、ディーガに保存しているテレビ番組や音楽、写真をスマホやタブレットに呼び出して手軽に楽しめる

この秋の最新モデルでは、新アプリ「どこでもディーガ」がポイント。番組の録画や視聴に加え、音楽のストリーミング再生、写真および動画の保存と再生までも1つのアプリで可能になった。

スマホの記憶容量は、音楽データ、撮影した写真や動画で満杯になりがちだが、こうした急増するメディアデータも、ディーガが自前サーバーとして受け皿になってくれる。まさに「おうちクラウド」だ。

もちろん、録画予約もスマホで簡単。「どこでもディーガ」では、新聞のテレビ欄と同様のスタイルで番組を一覧表示できるが、スマホならタッチ操作で縦横が自由かつスムースにスクロールできて快適だ。

また、検索もスマホならお手のもの。使い慣れた文字入力が利用でき、また、音声入力を活用してもいいだろう。SNSで気になる番組の情報が飛び込んできたら、その場でサッと録画予約するのが最新スタイルだ。また、アプリ「LINE」を用いた番組検索も斬新で、アプリさえも切り替えることなく録画予約できてしまう。

録画予約は、使い慣れたスマホの高精細画面をタッチ操作で。ラテ欄方式で見易い番組表は、スクロールが素早く滑らかでストレスを感じない。スマホならキーワード入力も簡単で、検索も実用的。スマホ画面で放送番組や録画番組を楽しめるのも、スマホが中心となりつつあるライフスタイルにピッタリだ。自宅に居るときはWi-Fi経由の高画質で、宅外からなら転送レートを絞ってデータ通信量の節約が可能。低ビットレートでも高画質なのはディーガならでは

もちろん、「どこでもディーガ」で放送番組および録画番組の視聴も可能だ。宅内ではビットレートを6Mbpsまたは2Mbpsのどちらかが選べ、スマホの高精細画面でも高画質。視聴場所を縛られずチャンネル争いからも開放され、これぞまさにスマホ世代の新視聴スタイルと言える。極端にいえば“テレビ”が無くても、放送番組が楽しめる。

また、宅外からのストリーミング視聴も可能。通勤時間を利用して録画番組を消化したり、出張続きで自宅に戻れなくても、いつものローカル番組まで楽しむことができる。さらにスマホへのダウンロードも可能で、通信状況やデータ通信量が心配なユーザーのニーズにも応えてくれる。

音楽の宅外ストリーミング機能も注目すべき新機能。ディーガは従前モデルから、CDリッピングとNAS機能を備え、ミュージックサーバーとして利用できるが、新モデルでは宅外からもアプリ「どこでもディーガ」を用いて再生可能になる。スマホの限られた記憶容量が、音楽データで逼迫しているユーザーに朗報と言えるだろう。

反面、データ通信量が心配というユーザーにとっては、端末にダウンロードできる機能が嬉しい。アプリ再生でジャケット写真がサムネイルとして表示されるなど完成度が高く、使い勝手も上々だ。

特に注目したいのは、スマホで撮影した写真や動画のアップロード機能。今やクラウドサービスは多々存在するが、セキュリティー、サービスの永続性、費用などの面で心配が残る。その点、自前の「おうちクラウド」なら、全てが手中に。スマホの記憶容量不足を解消してくれる救世主として歓迎したい。

CDリッピング&サーバー機能がさらに使い易く進化。アプリ「どこでもディーガ」を利用すれば、自宅内からも宅外からも、ストリーミング再生が可能に。自前サーバーとして利用でき、スマホの限られた記憶容量を音楽で圧迫する心配を無くせる。リッピングはWAVまたはFLACを選択して宅内の高音質配信用に、また、同時にAAC128kbpsファイルの生成が可能で、宅外からのアクセス時は、データ通信量を抑えられて安心だ

もちろん、撮影したデータの活用もディーガ流。自宅の大画面テレビで表示すれば、家族で話題や思い出を共有できる。また、スマホアプリ「どこでもディーガ」を使えば、離れた家族のディーガにアップロードできる機能も画期的。9桁の登録番号を教えて貰うだけで良く、孫の姿を祖父母に知らせるような使い方も可能。新規にデータを受信すると、表示画面とテレビ画面に通知する機能も備えるなど、誰にも使いやすく、実用的なのも好感が持てる。

アプリ「どこでもディーガ」は、スマホに撮り貯めた写真や動画を選んでディーガに転送することができる。リビングのテレビで家族みんなが楽しめるようになるのはもちろん、ディーガを自前サーバーとして利用することで、スマホの容量を気にすることなく、写真や動画撮影できるのもメリット。離れた家族のディーガにも、簡単な手順で写真や動画を送り込める機能も画期的。新着通知機能も有り、孫の様子を祖父母に知らせるにも実用的

■Ultra HD ブルーレイ対応再生機としても実力十分

新機能が豊富な新ディーガだが、基本といえる再生機能や画質も最先端だ。

Ultra HD ブルーレイの4K/HDR再生に対応。最新のHDMI規格に準拠した4K/60p/36bit出力、独自の「4Kリアルクロマプロセッサ」による色情報の高精度補間、HDR映像の明るさを調整できる「ダイナミックレンジ調整」、HDR非対応テレビでも高画質を引き出せる「ダイナミックレンジ変換調整」など、独自技術で再生専用機に遜色の無い高画質を実現。本機が1台あれば、HDDレコーダーとして、また、高画質Ultra HD ブルーレイ再生機として活用できるという訳だ。

録画映像の配信画質もディーガならではの高画質。独自の半導体とアルゴリズムで高効率圧縮を実現。低ビットレートでも画質を維持し、宅外からスマホでデータ通信を用いてリモート視聴するにも、ディーガは最良の選択肢と言える。

録画機として熟成を極めた基本性能に、スマホ時代の新しい使い勝手と、4K/HDR映像の高画質再生。パーフェクトを極めた金賞モデルの誕生だ。

(提供:パナソニック株式会社)

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