あまり知られていない便利機能を活用
GoogleにあってAmazonに無いものとは? Google対応スマートスピーカー徹底使いこなし[音楽編]
■手もとの楽曲をアップロードすると…
Google Play Musicは無償で利用できるが、クレジットカードなど決済手段を登録する必要がある。初めてGoogle Play Musicウェブプレーヤー(https://play.google.com/music)にアクセスしたとき、登録を求められるので、画面に従い作業しよう。
Google Play Musicへ楽曲をアップロードするには、「ミュージックマネージャー」というWindows/Mac用アプリを利用する。Google Play Musicウェブプレーヤー左上にある「三」をクリック、現れたメニューで「音楽をアップロード」を選択すれば、ダウンロードへのリンクが現れるはずだ。なお、Google Chromeを利用すれば、WEBブラウザから直接アップロードすることもできる。
ミュージックマネージャーを起動すると、楽曲が保存されている場所を訊ねられる。選択肢は「iTunes」と「ミュージックフォルダ」「その他のフォルダ」の3種で、Windowsの場合はそこに「Windows Media Player」が加わる。
あとは画面の指示に従いアップロードを進めることになるが、そのときどのようなコーデック/サウンドフォーマットかは特に意識する必要はない。Google Play Musicにアップロードされた楽曲は、(必要な場合)自動的にMP3へとトランスコードされるからだ。
ただし、楽曲ライブラリーがハイレゾ中心の場合は注意が必要。Google Play Musicが対応するフォーマットは表1のとおりで、DSD(*.dsf、*.dff)やリニアPCM(*.wav、*.aiff)はサポート対象外だ。とはいえ、FLACは24bitまで対応しており、サンプリング周波数の上限も設けられていないため、192kHz/24bitや96kHz/24bitの楽曲も問題なくトランスコードできる。