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読者のCDリッピングフォーマット、3年でロスレス系が大躍進

公開日 2011/11/02 20:17 ファイル・ウェブ編集部
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先週ファイル・ウェブ読者に尋ねたのは「CDのリッピング、メインで使っている圧縮方式は?」という質問だった。結果は以下の通り。


実はこの質問、まったく同じ設問と選択肢で、2008年にも読者に尋ねていた。その時の結果がこちら。今回の結果と比べてみたら、かなり面白い結果が表れた。

前回も今回も、トップはリニアPCM。得票のパーセンテージも3年前と変わらず35%程度で、利用率はほぼ横這いという結果になった。音質にこだわる方は、以前から非圧縮での取り込みにこだわっていたということだろう。

一方で大躍進を遂げたのがロスレスフォーマット。前回はWMAロスレスの6%、Appleロスレスの5%、FLACの2%、その他の可逆圧縮フォーマットの2%をすべて足しても15%だったのだが、今回はすべてあわせると約4割弱となった。ネットオーディオ/PCオーディオ機器の普及、ストレージの大容量化などが背景にあることは間違いない。

その陰で大きく落ち込んだのがロッシーフォーマット。MP3は前回24%だったのが今回は9%に落ち込み、AAC/ATRACもそれぞれ得票率を下げた。WMAに至っては0%台となり、フォーマットの世代交代を強く印象づけた。

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