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取り扱い店舗アバックとメーカー担当者にインタビュー

新機軸の「スピーカー内蔵スクリーン」登場。Bloomsbury.lab製品がホームシアターにもたらすメリットとは?

公開日 2024/04/24 06:30 編集部:小野佳希、松原ひな子
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チャヌ氏:またこれは普遍的なものですが、“プロジェクターの画”という感性的な魅力もありますよね。韓国では直接光の視聴ではないということから「子どもの目に優しい」、「長時間視聴に向いている」といった理由で導入を決める方もいらっしゃいます。

耐外光スクリーンといえば視野角が弱点といわれがちですが、この製品はかなり広いところまで見られますし、パネルタイプですので、空調などでスクリーンが揺れたりすることもありません。

関氏:店舗で実際にご覧になったお客様はちょっと不思議がる方が多いですね。スクリーンなのにテレビのようだ、とか。

逆にテレビとの相違点を挙げるとしたら、使用していない際に画面に映り込みがないことを喜ばれる方も意外に多くいらっしゃいます。AVアンプの機能を利用して、プロジェクターをつけずにスマホからBluetoothで操作して音楽を流すとか、そういう使いこなしもできますよ。

とはいえリビングではやっぱり仕上がりの美しさに注目いただきたいですね。電源やケーブル類、機器類もビルトインにして視聴方向にはスクリーンとラックだけ、サラウンドも全部埋め込んでしまえば、非常にスタイリッシュなホームシアターが完成します。

さらには画面自体から音が出ることで音場のバランスも非常によくなり、テレビでは得難い大画面と臨場感を実現してくれます。「本格的なサラウンドをリビングで楽しみたい」けれど「見た目もスタイリッシュに、インテリアマッチにもこだわりたい」というユーザーへ向けた新しい提案として、我々も期待をかけています。

──住環境から導入に迷っているユーザーにはぜひ体験いただきたいですね。ちなみに店舗での視聴イベントなどのご予定はあるのでしょうか?

関氏:アバックの直営店にはすべて入っているので、ご来店いただくだけでいつでも体験が可能です。具体的にはこのアバック新宿と、アバック横浜、アバック名古屋、アバック梅田、アバック福岡、アバック琉球に展示しています(2024年4月時点)。

ホームシアターの醍醐味はもちろん大画面もありますが、より非日常感を味わっていただけるのは音響の方、サラウンドが強いです。ぜひ一度足を運んでみてください。

──それでは最後にチャヌさんから、日本のシアターユーザーへ向けてメッセージをお願いできますか?

チャヌ氏:この製品の音を一度も聴いたことがないお客様はたくさんいらっしゃいますが、一回だけ体験するお客様もいません。一度聴いてみたら、ずっとこれを体験することになるからです。というのが、軽率な言い分かもしれませんが私の見解です。

日本のホームシアターファンの皆様の目と耳を満足させられる製品は、世界の市場と比べても水準が高いです。そういう方々にお見せするものなので、少し心配でありながら期待もしています。もし日本の市場で成功できなければ、弊社はおそらく今後成長できないと思っていますし、逆に成功できれば世界にも通用すると思っています。

そして意外と私、厳しい評価をいただくのが大好きで、もし日本のお客様からフィードバックをいただけるのであれば、肯定的に受け入れて、今後の製品づくりに活かしていく予定です。

私たちはこのブランドと製品を、日本でもずっと長くやっていきたいと考えています。国内で40年の歴史を持つアバック様のお力添えもいただき、これから先10年、100年とご愛顧いただけるよう、取り組んでまいります。


【SPEC】
Bloomsbury.lab「M-LWO102U」
●スクリーンサイズ:102型 ●ゲイン:0.65 ●視野角:70°●アスペクト比:16:9 ●画面サイズ:2,260W×1,270Hmm ●外形寸法:2,300W×1,315H×42Dmm ●質量:23kg ●スピーカー構成:3ch

Bloomsbury.lab「M-LWO120U」
●スクリーンサイズ:120型 ●ゲイン:0.65 ●視野角:70°●アスペクト比:16:9 ●画面サイズ:2,630W×1,480Hmm ●外形寸法:2,670W×1,510H×42Dmm ●質量:30kg ●スピーカー構成:3ch

※アンプ非内蔵タイプはアバック店舗でのみ取り扱い

【展示店舗】
アバック新宿(102インチを展示)
東京都新宿区西新宿7-5-9ファストリアルタワー新宿3F
アバック横浜(120インチを展示)
神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
アバック名古屋(120インチを展示)
愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目11-28 BRIO名南1F
アバック梅田(120インチを展示)
大阪府大阪市北区太融寺町2-11ジ・アドレス梅田1F
アバック福岡(120インチ導入予定)
福岡県福岡市博多区綱場町6-2パークレジデンシャル博多1F(2024年4月移転予定)
アバック琉球(120インチを展示)
沖縄県那覇市旭町112-29フレスコア旭橋1F

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