アシュケナージの20年振りのショパン・ソナタがCDとSACDで登場!
●EXTONレーベルのソフトを発売する(株)オクタヴィア・レコードから、ウラディーミル・アシュケナージがデッカの全集以来、20年以上振りにショパンをセッション録音した「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番&第2番、幻想曲」が登場する。これは2000年7月16、17日にフィンランドのクオビオで録音され、最近は指揮者としての存在が大きいアシュケナージがピアニストとして、本格的に取り組んだものである。EXTONの高音質録音によって、アシュケナージの最大の魅力である音色がありのままに録音され、本人も“今までで最高のピアノサウンド”と大満足しているとのこと。この時期に再度ショパンにスポットを当てた意義は大きいといえるだろう。CDソフトはもちろんだが、普及が始まった次世代高音質フォーマットであるSACDソフトも同時に発売されるのが大きな話題だ。この再新録音のSACD盤には注目が集まることは間違いないだろう。発売は10月25日で、CD盤(OVCL-00027)が税込み3,000円、SACD盤(OVGL-00002)が税抜き3,800円となっている。 (季刊・オーディオアクセサリー編集部)