日本マランツ社長に佐藤卓氏
3月29日に日本マランツ社長に就任する佐藤卓氏 |
また同日、日本マランツはオランダのフィリップス(ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス)からマランツ・ブランド及びヨーロッパとアメリカの販売会社を買収することを明らかにした。また、フィリップスは日本マランツ持ち株分のうち1.5%を売却する。これによりフィリップスの日本マランツの持ち株比率は50.5%から49.0%に下がって、日本マランツ独自の経営戦略で事業の推進が図れるようになり、関連事業の新たな発展の機会をもたらすものと期待される。
こうした一連の動きをフィリップス・コンシューマー・エレクトロニクススペシャリティー・プロダクツCEOトム・ファービーク氏は「今回の決定はフィリップスの長期戦略にマッチする」とコメント、両社の現行の業務提携は今後も継続される。なお、末武一也社長は監査役に就任する。
佐藤卓氏は昭和21年10月26日生まれ。品質保証部長、商品企画部長、マランツアメリカ社長を歴任後、平成9年よりフィリップスB.G.オーディオマランツ事業ジェネラルマネージャーとしてマランツブランドの世界戦略を構築、平成12年日本マランツ専務取締役。新潟県生まれ。 (Senka21編集部)
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