阿川泰子さんのニューアルバムはR&Bテイストがあふれる傑作です!
『アザー・ワールド』 発表記念パーティで熱唱する阿川さん(右) |
またこのアルバム発売にあたり日本コロムビアは「Wi(ウィ)レコーズ」というレーベルを発足させ「大人が聴けるハイクオリティサウンド」を提供していくという。今後の活動に注目したい。(ホームシアターファイル編集部)
●流行のリズム&ブルース調の低音ビートを取り入れた1曲めから「オッ!」と思わせる。今までのイメージを一新し、丁寧に作り上げられたアルバムという印象が漂う。R&B、ヒップホップ、ラテン、フュージョンなどの様々な要素を取り入れたバラエティに富んだ内容で、飽きることなく聴けるのが嬉しい。もちろん彼女のボーカルはそのサウンドに負けることなく、のびのびと歌いきっている。そんじょそこらの小娘とはレベルが違うので、安心して聴いてみてほしい。特にラストの新感覚のバラードは秀逸。全体的に厚い音作りではないが、セパレーションがよく、クリアな音質も特徴だ。意欲的に新たしい境地を見出した元気な大人のための1枚といえるだろう。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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