ソニー、SACD/DVDプレーヤーの最上位モデルを発売
SACD/DVDプレーヤー『DVP-NS999ES』 |
本機は、「14bit 108MHzノイズ・シェイプド・ビデオD/Aコンバーター」を採用し、DVDビデオ信号(インターレース)の約8倍の周波数によるサンプリング(ハイビット・ハイサンプリング)と「NSV(ノイズ・シェイプド・ビデオ)」技術により、デジタルからアナログに変換する際に発生するノイズを低減し高解像度を実現した。また「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」技術により、DVDに記録されている映像がフィルム素材かビデオ素材かを画素単位で高速検出し、それぞれに合ったプログレッシブ信号に変換する。変換されたプログレッシブ映像は、大画面ディスプレイにおいても質感の高いフィルムライクな映像を提供し、細部まで高品位な映像を実現するクロマアップサンプリング機能をはじめ、好みに応じて画質を調整できるビデオイコライザー/ガンマ補正機能などを搭載している。
また本機は、新たに映像と音声の時間的ずれを補正する「AVアライメント機能」を搭載し、映像出力時に高度なデジタル処理を行なう場合、スピーカーから出る音声と映像との間で生じる若干のずれを1/100秒単位で補正することが可能で、映像と音声の一体感ある再生を実現している。
さらに、スピーカーの大きさや、理想的な設置位置と実際の設置位置との距離差を5cm刻みで仮想的に調整できる「スピーカー設定機能」を搭載、新しくDVDビデオソフト(5.1ch)で求められるスピーカー設定とバランスが異なることがあるSACDマルチチャンネル再生専用のスピーカー設定機能を加えた。
再生フォーマットは、SACD/DVD/ビデオCD/CDに加え、CD-RW/Rディスクではパソコンで記録したMP3音声の再生も可能となっている。また、DVD-RW/-RディスクのビデオモードやDVD-RWディスクのVRモードの再生にも対応、DVD+RW/+Rディスクの再生も可能だ。
(Phile-web編集部)
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