ケーブルブランド探訪記(DiMARZIO編その1ブランド紹介)
CESのaudiopartnerのブースでも大人気 |
「高機能で低価格」を目指して開発されたこれらのケーブルは、米国のオーディオファンばかりでなく、日本でも『オーディオアクセサリー』誌でも高い評価を得て、人気急上昇となっている。
ディマジオケーブルはテフロン絶縁による2芯シールド構造で、その中に繊維質の芯にPVCを被せたダミー線を取り入れるなど精密な設計が施されている。しかし、同社のケーブルの最大の特徴は導体と端子を超音波で接合している点にある。これはワイヤーと端子の接合部分を加圧しながら超音波振動を与えることによって接合面の酸化皮膜を破壊させ、活性化した金属原子が互いに接合するという手法である。この製法によって、広いレンジでの再現性が向上し、原音再生を実現させた。
ラインナップに関してはインターコネクトケーブルとスピーカーケーブルを中心に、いくつかのグレードが用意され、ビデオケーブルも新たに加わっている。次回よりご紹介していくので、ぜひともお楽しみいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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