ケーブルブランド探訪記(OYAIDE編その5「L/i50 V4」)
「L/i50 V4」¥18,000(1.5m) |
ケーブルには内部導体に低温アニール処理無酸素銅を使用し、絶縁材は振動吸収性に優れた、シリコンを使用したスターカッド構造を採用。
また、プラグ部分は、オリジナル電源プラグ『P-037』をベースにした廉価版『P-029』、IECコネクター『C-037』をベースにした廉価版『C-029』を使用している。 重量感のあるボディと接触抵抗の少ない真鍮無垢のブレード(刃)を採用することで、「よりナチュラルでレンジ感の広い音を生み出す」ことに成功した。伝統のオヤイデサウンドのDNAを脈々と受け継いだ最新のアイテムをぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●ブランドプロフィール
オヤイデ電気は東京秋葉原に店舗を構える老舗電気店である。創業は昭和27年、モータトランス用マグネットワイヤーと絶縁材料の販売を開始することから始まった。オーディオ用の製品を販売するようになったのは今から約二十数年前、江川三郎氏の享受により日本初のオーディオ用電源タップ「OCB-1」を発売したことからである。ケーブルに関しても産業帯主体で販売していたが、オーディオ再生においても重要な役割を発揮することから取り扱いを開始。以後はお客様との直接の対話から数多くのヒット商品を生み出し続け、高性能で誰もが楽しめるオーディオアクセサリーをお求め安い価格で提供している。
ラインナップはインターコネクトケーブルからスピーカーケーブル、デジタルケーブル、電源ケーブル、内部配線材まであらゆるジャンルが取り揃えられ、ケーブル単体やプラグ単体での販売も行っているので、自作ファンにも人気の高いブランドである。
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