≪ハイエンド2005≫ ハイファイジャパンのブースにモニター・オーディオの「Gold Signature」登場

ハイ・ファイ・ジャパンのブースで最大の注目を集めているのは、このショウにおいて日本初上陸を果たしたモニター・オーディオの最新スピーカー「Gold Signature」シリーズだ。ブランドのハイエンドシリーズとして好評を博してきた「Gold Reference」シリーズの後継ラインナップとなる「Gold Signature」の魅力について、今回英国から来日しているモニター・オーディオのインターナショナル・セールスマネージャー、デビッド・ホッブス氏にインタビューした。

新しい「Gold Signature」のラインアップはトールボーイの「GS60」「GS20」、ブックシェルフの「GS10」、センタースピーカーの「GSLCR」、そしてフロント＆サイドの3面にスピーカーを配し、モノポール／バイポールの切り替えが可能な「GSFX」の各モデルだ。シリーズの発売時期については「11月21日に世界同時発売を予定している」という。各モデルの大きな特徴として「特殊なボイスコイルも用いることによって、再生周波数の上限をスーパートゥイーターなしで43kHzまで高めることに成功した」点をホッブス氏は強調する。現在本国において「サウンドの最終的なつくりこみを行っている。こちらを完了次第、世界のモニター・オーディオファンの皆様に“Gold Signature”シリーズの詳細をお届けできるだろう」と意気込むホッブス氏だ。




なお、今回のショウに出品された商品の中では、iPod専用スピーカー「i-deck」にも注目したい。歴史と伝統を持つモニター・オーディオが満を持して発売した「iPod対応スピーカー」としてオーディオファンの関心を集めている本機は「現在商品のバックオーダーを本国に繰り返しかけなければならないほど、各ショップから数多くの注文と問い合わせをいただいている（展示説明員）」という。本機の魅力についてホッブス氏は、「iPodのサウンドに、オーディオファイルも満足できる温かみのある味わいを添えてくれるスピーカーである」と語る。本機の試聴については、来場者持参の「マイ・iPod」からのリクエストにも随時対応が可能であるとのこと。この機会を活かして「i-deck」の魅力を味わってみて欲しい。


（Phile-web編集部）

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