<TIAS2008:ノア/オルトフォン>ソナスの限定新スピーカー登場/オルトフォン90周年記念カートリッジ
■スイスのブランド「Solution」お披露目/ソナスの限定新スピーカー
Sonus faberやThorensなどを扱う(株)ノアは、ガラス棟5F G507/508にブースを構えている。
同社ブースで注目なのは、人気ブランド ソナス・ファベールの限定スピーカー「Homage palladio Limited Edition model」だ。これはソナス・ファベール社の本拠地・ヴィチェンツァの街で活躍した建築家アンドレア・パラディオ(1508年〜1580年)の生誕500年を記念してつくられたスピーカー。ヴィチェンツァ産の砂岩をウーファーキャップに使用しているほか、砂岩の色をイメージしたナチュラル・ブロンド・メイプルのボディを採用している。
またもうひとつ注目なのが、ノアが昨年11月から取扱を始めたスイスのハイエンドオーディオブランド「Solution」の製品だ。こちらは一部製品の販売を既に開始しているが、一般公開されるのは今回のショウが初となる。
まず目をひくのが、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインだ。2006年のreddot賞を受賞している。内部部品はスイスのメーカーのものを使用し、「スイス製」を特徴のひとつとしている。
今回のショーでは新製品となるCDプレーヤー「740」とモノパワーアンプ「700」がお披露目された。受注生産で、注文後3ヶ月程度で納品される。
そのほか、トーレンスの創業125周年記念アナログプレーヤーの発売も明らかにされた。「Jubilee(祝祭)」と名付けられた本機は、アームレスのベルトドライブ方式。価格は700万円程度になる見込みだという。残念ながら今回はポスターのみの展示だが、大阪ハイエンドオーディオショウでは実機がお目見えする予定とのこと。
内部損失の大きいコーリアン(人工大理石)のボードを4層使用。それぞれの層にモーター/プーリー/シャフト/ターンテーブルを分割して配置することにより、互いの干渉を抑え音質向上を図れるという。
またトーレンスでは、125周年関連品として、同社のプロダクトヒストリーを纏めた特別冊子(税込¥13,125)と、サー・コリン・デイヴィスやシノーポリ、ハイティンクが指揮を務めたシュターツカペレ・ドレスデンの名演を集めたアナログ重量盤(税込¥8,925)も用意している。
■30cmダブルウーファー搭載スピーカー/90周年記念の限定MC型カートリッジ
オルトフォンのブースで目をひくのが、30cmウーファーを2基搭載したスピーカー「Kailas 7」だ。ダブルウーファー方式で、低音の表現を強化している。
10月末より発売予定で、価格は¥231,000(ペア・税込)。低価格も特徴のひとつとしており「中国にある日本企業の工場で生産することにより、高品位ながら低価格を実現することができた」(同社説明員)という。
キャビネットはMDFの天然木突き板仕上げ。25mmのドームトゥイーターと10cmのピュアパルプコーンミッドレンジユニット、30cmのウーファー3基を搭載している。ウーファーはゴムエッジを採用しダウンピング性能をアップ。さらにT型センターポールを採用。磁束の分布が上下均一になるため、ボイスコイルをリニアに駆動させることができるという。同社説明員によれば、30cm以上のユニットで本方式を採用しているのは珍しいという。
そのほか、オルトフォン90周年記念限定MC型カートリッジが登場した。価格は20万円程度で、11月末頃からの発売を予定しているとのことだ。「まだ世界に2つしか実機が無い状態」(説明員)とのことで、製品の詳細については明らかにされなかった。
(Phile-web編集部)
Sonus faberやThorensなどを扱う(株)ノアは、ガラス棟5F G507/508にブースを構えている。
同社ブースで注目なのは、人気ブランド ソナス・ファベールの限定スピーカー「Homage palladio Limited Edition model」だ。これはソナス・ファベール社の本拠地・ヴィチェンツァの街で活躍した建築家アンドレア・パラディオ(1508年〜1580年)の生誕500年を記念してつくられたスピーカー。ヴィチェンツァ産の砂岩をウーファーキャップに使用しているほか、砂岩の色をイメージしたナチュラル・ブロンド・メイプルのボディを採用している。
またもうひとつ注目なのが、ノアが昨年11月から取扱を始めたスイスのハイエンドオーディオブランド「Solution」の製品だ。こちらは一部製品の販売を既に開始しているが、一般公開されるのは今回のショウが初となる。
まず目をひくのが、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインだ。2006年のreddot賞を受賞している。内部部品はスイスのメーカーのものを使用し、「スイス製」を特徴のひとつとしている。
今回のショーでは新製品となるCDプレーヤー「740」とモノパワーアンプ「700」がお披露目された。受注生産で、注文後3ヶ月程度で納品される。
そのほか、トーレンスの創業125周年記念アナログプレーヤーの発売も明らかにされた。「Jubilee(祝祭)」と名付けられた本機は、アームレスのベルトドライブ方式。価格は700万円程度になる見込みだという。残念ながら今回はポスターのみの展示だが、大阪ハイエンドオーディオショウでは実機がお目見えする予定とのこと。
内部損失の大きいコーリアン(人工大理石)のボードを4層使用。それぞれの層にモーター/プーリー/シャフト/ターンテーブルを分割して配置することにより、互いの干渉を抑え音質向上を図れるという。
またトーレンスでは、125周年関連品として、同社のプロダクトヒストリーを纏めた特別冊子(税込¥13,125)と、サー・コリン・デイヴィスやシノーポリ、ハイティンクが指揮を務めたシュターツカペレ・ドレスデンの名演を集めたアナログ重量盤(税込¥8,925)も用意している。
■30cmダブルウーファー搭載スピーカー/90周年記念の限定MC型カートリッジ
オルトフォンのブースで目をひくのが、30cmウーファーを2基搭載したスピーカー「Kailas 7」だ。ダブルウーファー方式で、低音の表現を強化している。
10月末より発売予定で、価格は¥231,000(ペア・税込)。低価格も特徴のひとつとしており「中国にある日本企業の工場で生産することにより、高品位ながら低価格を実現することができた」(同社説明員)という。
キャビネットはMDFの天然木突き板仕上げ。25mmのドームトゥイーターと10cmのピュアパルプコーンミッドレンジユニット、30cmのウーファー3基を搭載している。ウーファーはゴムエッジを採用しダウンピング性能をアップ。さらにT型センターポールを採用。磁束の分布が上下均一になるため、ボイスコイルをリニアに駆動させることができるという。同社説明員によれば、30cm以上のユニットで本方式を採用しているのは珍しいという。
そのほか、オルトフォン90周年記念限定MC型カートリッジが登場した。価格は20万円程度で、11月末頃からの発売を予定しているとのことだ。「まだ世界に2つしか実機が無い状態」(説明員)とのことで、製品の詳細については明らかにされなかった。
(Phile-web編集部)