フューレン、OCTAVEの真空管プリメインアンプ「V40SE」を発売

フューレンコーディネートは、同社が取り扱うOCTAVEの新製品となる真空管プリメインアンプ「V40SE」を5月8日に発売する。

本機は上位クラスの「V80」（関連ニュース）の下にランクするスタンダードモデル。価格は税込で588,000円。

出力40W×2（4Ω時）五極管プッシュプルのハイブリッドプリメインアンプ。出力管は標準がEL34となり、6550/KT88/6L6にも対応する。ドライバー回路にはアルミニウム電解コンデンサではなく容量漏れの少ないタンタル電子コンデンサを採用。ヒーター電圧はヒーターシステムに起因するハム音やノイズを軽減させるため、緻密に安定化されるとともに、供給電圧と合わせて電力管理によってコントロールされている。ヒーターと電源供給電圧はAC電圧が85〜115Vの範囲で高い安定性とドリフトフリー動作を確保している。

本機にはBlack Boxを接続することができる。アンプに負担がかかる低インピーダンスや低能率のスピーカーをドライブする際、外部Black Boxや同社製Super Black Boxを合わせて使うことで、本機の出力を最適化することができる。

入出力はRCAラインレベル入力が5系統、テープ出力が1系統、音量調整が可能なプリアンプ出力が1系統それぞれ搭載されている。プリアンプ出力はICでバッファリングされ、接続された機器からのグラウンドノイズなどの悪影響を軽減している。

本体の電源投入時に熱と不要な電力消費を軽減するECOモードを搭載。信号が検知されなくなって5分後に、本体動作に必要な電源を休止させる「スリープモード」機能も持たせている。この場合、音楽信号が再度検知されると本体も再起動する。動作までのディレイタイムは約35秒間となっている。

【問い合わせ先】
フューレンコーディネート
TEL/0120-004-884