クルマで聴く重低音は“振動”で感じろ！

ロックフォード・フォスゲートより重低音を振動に変換・再生する共振装置「I-BEAM（アイ・ビーム）」が上陸

公開日 2009/07/15 16:04 ハイエンドカーオーディオ編集部

（株）イース・コーポレーションは、米国ロックフォード・フォスゲート社のタクタイル・トランスデューサー「I-BEAM（アイ・ビーム）」を発売する。

I-BEAM

アイ・ビームはディープでパワフルな重低音を振動に変換・再生する共振装置である。

超低域の床や空気によって伝わる振動を、我々は体毛や皮膚の触覚情報として認識しているが、アイビームは、音源に含まれる超低音を振動に変換して触覚情報として身体にダイレクトに伝えることができるものだ。

定位に影響を与えないところが大きな特徴である。共振装置は“コーン紙が付いていないスピーカーのドライバー部分だけのようなもの”であり、アイ・ビームを取り付ける車体自体がスピーカーコーンに相当する役目を担うことになる。

サブウーファーのようにウーファーボックスでチューニングする必要もなく、フロアパネルやシートの座面または背面など、省スペースでの取り付けが可能。ちなみにアイ・ビームの再生には、通常のスピーカー同様にパワーアンプに接続して使用する。

筆者は先立って行われた「SIS（インポートカーショウ2009）」にてアイ・ビームを体感する機会を得たが、シート下に設置されたアイビームから振動が体に伝わってくる様子は不自然さがまったくなく、とくに走行中のクルマのなかでは音楽を一層楽しくさせるものだと感じられた。