新開発ユニット搭載と細部にわたるリニューアル

AlphaMega、ヴィエナ・アコースティックスのスピーカー「Symphony Edition」を発売

公開日 2011/06/02 18:15 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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(株)AlphaMegaは、同社が取り扱うオーストリアVienna Acousticsブランドのスピーカー“Symphony Edition”の発売を開始した。ラインナップはトールボーイ型の「Mozart Grand」とブックシェルフ「Haydn Grand」の2モデル。

Mozart Grand Symphony Edition

Haydn Grand Symphony Edition

トールボーイタイプの「Mozart Grand Symphony Edition 」は、2.5ウェイのリアツインポート方式。

大きな変更点は、新開発の15.2cmX3Pスパイダーコーンを中・低域ユニットに採用したこと。もう1つの中・低域ユニットとはクロスオーバーの調整(スタガード接続)により、「さらにナチュラルで迫力のある低音域の再生を実現することに成功した」という。また、クロスオーバーユニットにおける配線材やネットワーク部品などの細部にわたり、見直し・リファインを行っている。

さらにリアプレートには、モーツァルトのシルエットとレプリカサインが刻印されている。キャビネットのデザインにはピアノホワイト仕上げを新たにラインアップ。これにより仕上げは4つのカラーからの選択が可能で、それぞれの価格は下記の通り。

・チェリー・ピアノブラック:¥417,900(ペア・税込)
・ローズウッド・ピアノホワイト:¥438,900(ペア・税込)

「Mozart Grand Symphony Edition 」のリアプレートには、モーツァルトのシルエットとレプリカサインが刻印

ブックシェルフ型の「Haydn Grand Symphony Edition 」は「オーケストラが奏でる豊潤で雄大なハーモニーをこのサイズでも楽しめる」ことをコンセプトに開発。

前作の「Haydn Grand Special Edition 」で採用された新開発の15.2cmX3Pスパイダーコーン中低音域ユニットを搭載。配線材やネットワーク部品なども、細部にわたって見直し・リファインを行い、ダイナミックレンジの拡大・低域のリニアリティを向上させている。

同モデルもリアプレートにはハイドンのシルエットとレプリカサインが刻印。仕上げに関しても「Mozart Grand Symphony Edition 」と同様に、ピアノホワイト仕上げが加わり、合計4種類の仕上げから選択することができ、価格は下記の通り。

・チェリー・ピアノブラック:¥231,000(ペア・税込)
・ローズウッド・ピアノホワイト:¥247,800(ペア・税込)

「Haydn Grand Symphony Edition 」のリアプレートにはハイドンのシルエットとレプリカサインが刻印

両モデルはともに、同社創立以来の伝統である「オーストリア・ウィーン自国内でのハンドメイド」と「リファレンス基準機との1台ごとの音質適合検証」も実施。革新的な技術と伝統が息づく2シリーズに、今後の注目が集まるであろう。


※なお、現在発売中の『オーディオアクセサリー141号』にて、40ページ掲載のVIENNA ACOUSTICS社スピーカーシステム「MOZART GRAND」および139ページ掲載の同社スピーカーシステム「HAYDN GRAND」は、正しくは「MOZART GRAND Symphony Edition」「HAYDN GRAND Symphony Edition」です。

両機が「Symphony Edition」ではなく従来モデルであると誤った認識を編集部がしてしまったために、本文中では従来モデルとしての記述となってしまいました。読者の皆様、関係各位にお詫び申し上げます。

「Symphony Edition」につきましては、8月21日発売の『オーディオアクセサリー142号』にて改めてご紹介させていただきます。

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