オンキヨー新プリメイン「A-9000R」を早速デモ
<ハイエンドショウ>独クアドラルから新スピーカー&コンポーネント多数/台湾KingRexの384kHz・32bit対応USB-DAC
東京・有楽町で開催されている「ハイエンドショウトウキョウ2011」。本項では、ネットワークジャパン、KingRex、オンキヨーの各ブースレポートをお届けする。
■ネットワークジャパン
ネットワークジャパンのブースでは、9月25日に発売されたばかりの独クアドラル社製スピーカー「AURAM VULKAN VIII(オーラム バルカン VIII)」と「AURAM MONTAN VIII(オーラム モンタンVIII)」(関連ニュース)をメインに据えた展示が行われている。
また、クアドラルの新製品として、新スピーカー「PLATINUM M2」や、プリメインアンプ「A5」「A3」、CDプレーヤー「C5」「C3」などが参考出展されている。いずれも価格は未定。スピーカーPLATINUM M2は、外形寸法180W×320H×230Dmmの2ウェイバスレフ型のブックシェルフスピーカー。入力感度は90dBで、インピーダンスは4Ω。バイワイヤリング接続に対応する。発売時期は11月を予定している。
プリメインアンプA5/A3は同じ外観デザインとしており、453W×130H×345Dmmとサイズも同一。周波数特性が1Hz〜110kHz、SN比が75dB、全高周波歪率が<0.03%などの仕様も同一となる。しかし出力値が異なり、上位機種となるA5の方は出力150W(4Ω)で、A3は100W(4Ω)。また、RCA入力のみを備えるA3に対し、A5はバランス入力も装備している。
CDプレーヤーC5/C3も、周波数特性が1Hz〜22kHz、全高周波歪率が<0.005%で、筐体サイズがともに453W×82H×305Dmmと同デザインを採用しているが、装備するアナログ出力端子が異なる。上位機種となるC5の方はアナログ/同軸デジタル/XLRを備えるが、C3はXLRを備えていない。またSN比も異なり、C5は-92dB(RCA)/-98dB(バランス)で、C3は-90dB(RCA)となる。
そのほか、11月発売予定のReal Cableの新スピーカーケーブル「3D-TDC」も参考出品。大中小各サイズの単線を織り交ぜていることが特徴で、59,800円(3mペア・税込)での販売を予定している。
■KingRex
現在、国内での取り扱いがスタートしていない台湾メーカーのKingRexは、USB-DACやヘッドホン用プリアンプなどに専用の電源供給機を組み合わせている点が特徴となる、ネットオーディオ製品を出展。それぞれをヘッドホンで試聴できるブース展開を行っている。
「UD384」は、DACとDDCの機能を兼備した、384kHz/32bit入力対応のUSB-DAC。精度1ppmのTCXO「温度補償水晶振動子」を採用している。充電型の電源供給装置「U Power」と組み合わせることで、電気信号の影響を受けずにより高品位な音質が楽しめるとしている。なお、U PowerはDC電源出力のほかにUSB出力も備えており、iPodなどのUSB充電に対応する機器の充電も行える。
プリアンプ製品も多くアピールしており、OPA627、BUF634、OPA177などの高性能パーツを搭載する同社プリアンプのフラグシップ「PREference」や、ヘッドホン用モデル「HQ-01」などを展示し、試聴コーナーを設けている。各プリアンプと同デザインの専用電供給装置を用意している点が特徴で、こちらも電源をコンセントからの直接供給としないことで、高品位な音楽再生を実現するよう工夫している。
KingRex製品は、設計・生産までを全て台湾国内で行っている。同社説明員は「これからもユーザーのスタイルやニーズに併せた様々な製品を手がけていきたい」と語った。また、日本展開については具体的な時期を未定としながら「現在積極的に話を進めている最中。楽しみにしていて欲しい」とした。
■オンキヨー
オンキヨーは、リリースされたばかりの192/24対応プリメイン「A-9000R」のデモブースを展開している。
会場では同モデルの下位機種となる「A-9070」の内部も公開。同じく発表されたばかりのネットワークプレーヤー「T-4070」やCDプレーヤー「C-7070」の実機も展示されるなど、これから発売される新製品を積極的にアピールしている。
デモブースには先述のA-9000Rのほかに、昨年発売のセパレートアンプであるパワーアンプ「M-5000R」とプリアンプ「P-3000R」、CDプレーヤー「C-7000R」が用意され、各モデルを組み合わせて試聴できる。
また、アコースティックギターの著名ブランドである高峰楽器製作所とのコラボレーションで生まれた月産50組限定の2ウェイスピーカー「D-TK10」も用意され、デモの最後に試聴時間が設けられている。
■ネットワークジャパン
ネットワークジャパンのブースでは、9月25日に発売されたばかりの独クアドラル社製スピーカー「AURAM VULKAN VIII(オーラム バルカン VIII)」と「AURAM MONTAN VIII(オーラム モンタンVIII)」(関連ニュース)をメインに据えた展示が行われている。
また、クアドラルの新製品として、新スピーカー「PLATINUM M2」や、プリメインアンプ「A5」「A3」、CDプレーヤー「C5」「C3」などが参考出展されている。いずれも価格は未定。スピーカーPLATINUM M2は、外形寸法180W×320H×230Dmmの2ウェイバスレフ型のブックシェルフスピーカー。入力感度は90dBで、インピーダンスは4Ω。バイワイヤリング接続に対応する。発売時期は11月を予定している。
プリメインアンプA5/A3は同じ外観デザインとしており、453W×130H×345Dmmとサイズも同一。周波数特性が1Hz〜110kHz、SN比が75dB、全高周波歪率が<0.03%などの仕様も同一となる。しかし出力値が異なり、上位機種となるA5の方は出力150W(4Ω)で、A3は100W(4Ω)。また、RCA入力のみを備えるA3に対し、A5はバランス入力も装備している。
CDプレーヤーC5/C3も、周波数特性が1Hz〜22kHz、全高周波歪率が<0.005%で、筐体サイズがともに453W×82H×305Dmmと同デザインを採用しているが、装備するアナログ出力端子が異なる。上位機種となるC5の方はアナログ/同軸デジタル/XLRを備えるが、C3はXLRを備えていない。またSN比も異なり、C5は-92dB(RCA)/-98dB(バランス)で、C3は-90dB(RCA)となる。
そのほか、11月発売予定のReal Cableの新スピーカーケーブル「3D-TDC」も参考出品。大中小各サイズの単線を織り交ぜていることが特徴で、59,800円(3mペア・税込)での販売を予定している。
■KingRex
現在、国内での取り扱いがスタートしていない台湾メーカーのKingRexは、USB-DACやヘッドホン用プリアンプなどに専用の電源供給機を組み合わせている点が特徴となる、ネットオーディオ製品を出展。それぞれをヘッドホンで試聴できるブース展開を行っている。
「UD384」は、DACとDDCの機能を兼備した、384kHz/32bit入力対応のUSB-DAC。精度1ppmのTCXO「温度補償水晶振動子」を採用している。充電型の電源供給装置「U Power」と組み合わせることで、電気信号の影響を受けずにより高品位な音質が楽しめるとしている。なお、U PowerはDC電源出力のほかにUSB出力も備えており、iPodなどのUSB充電に対応する機器の充電も行える。
プリアンプ製品も多くアピールしており、OPA627、BUF634、OPA177などの高性能パーツを搭載する同社プリアンプのフラグシップ「PREference」や、ヘッドホン用モデル「HQ-01」などを展示し、試聴コーナーを設けている。各プリアンプと同デザインの専用電供給装置を用意している点が特徴で、こちらも電源をコンセントからの直接供給としないことで、高品位な音楽再生を実現するよう工夫している。
KingRex製品は、設計・生産までを全て台湾国内で行っている。同社説明員は「これからもユーザーのスタイルやニーズに併せた様々な製品を手がけていきたい」と語った。また、日本展開については具体的な時期を未定としながら「現在積極的に話を進めている最中。楽しみにしていて欲しい」とした。
■オンキヨー
オンキヨーは、リリースされたばかりの192/24対応プリメイン「A-9000R」のデモブースを展開している。
会場では同モデルの下位機種となる「A-9070」の内部も公開。同じく発表されたばかりのネットワークプレーヤー「T-4070」やCDプレーヤー「C-7070」の実機も展示されるなど、これから発売される新製品を積極的にアピールしている。
デモブースには先述のA-9000Rのほかに、昨年発売のセパレートアンプであるパワーアンプ「M-5000R」とプリアンプ「P-3000R」、CDプレーヤー「C-7000R」が用意され、各モデルを組み合わせて試聴できる。
また、アコースティックギターの著名ブランドである高峰楽器製作所とのコラボレーションで生まれた月産50組限定の2ウェイスピーカー「D-TK10」も用意され、デモの最後に試聴時間が設けられている。