エミライ、Aurender製ネットワークトラポ用アプリとソフトウェアをアップデート

（株）エミライは、同社が取り扱うAurender製のネットワークオーディオトランスポート用操作アプリ最新バージョン「Aurender App 1.7.57」、ソフトウェア最新バージョン「System Software 4.0.106」を配布開始した。

今回のアップデートにより、ユーザーインターフェースを変更し操作性を向上させた。また、各種DAC製品との互換性も高めている。アップデート内容の詳細は以下の通り。

1. ユーザーインターフェース改良
　A) 検索窓をタッチした際に「アーティストで検索」、「アルバムタイトルで検索」などと表示されるようになった。
　B) ポップアップメニューの表示動作が改良された。
　C) Dual AES出力時にS/PDIFモードが自動的に「プロフェッショナル」に切り替わるようになった。
　D) アルバムのリリース年でのソート機能が追加された。「アルバム」ボタンを長押ししてポップアップメニューからアルバムでソート、アーティストでソート、アルバムリリース年でソートのいずれかを選択することができる。

2. 各種USB DACとの互換性が向上。新たにサポートされたUSB DACは以下の通り。
　A) M2TECH製Hi-face USB DACモジュールを搭載する製品
　B) Chord製QuteEX DAC
　C) Playback Designs製USB-X DDC
　D) Benchmark DAC（動作の安定性向上）

3. 各種DSDフォーマットのファイルについて再生互換性が向上し、ファイルスキャン速度が向上した。また、DSFファイルを再生した際にポップノイズが生じる不具合を修正した。

4. スキャンの一時停止および再開機能を追加。これにより、音楽再生中のハードディスクの回転をさらに抑止させることが可能になった。

5. ストリーミング再生中の動作を改良した。ストリーミング再生時にはスキャン動作は一時停止する設定となり、ファイル再生が完了してからファイルのスキャンを手動で再開する必要がある。

6. DSDフォーマットソート機能を改良。DSDフィルタリングボタンを長押しした際にDSDフォーマットのファイル以外を参照する機能が追加された。

7. プレイリストを保存する際の動作の安定性を向上。

8. 外部NASのファイルを参照する際の動作の安定性を向上。

9. WAVファイルのタグ情報参照に対応。

10. ユーザーインターフェースに表示される情報を追加。

11. iOSデバイスからのストリーミング再生の安定性を向上。

12. タイムゾーンの設定を改良。

13. データベースとのシンクロ機能を改良。

14. W20のVUメーターが動作しない不具合を改善。ただし、DSDフォーマットのファイルについてはVUメーターは動作しない。

15. Constellation Audio社製アンプとのボリュームコントロール機能の不具合を修正。

16. その他のバグフィックスを実施。

17. 動作の全般的な動作安定性を向上。

アップデートの詳細はこちら。

【問い合わせ先】
エミライ
TEL/03-5759-4700