ティアック、機能拡張した96/24対応リニアPCMレコーダー「DR-05 VERSION2」

ティアック（株）は、同社のTASCAMブランドより、96kHz/24bit録音に対応するリニアPCMレコーダー「DR-05」に、新機能を搭載した「DR-05 VERSION2」を7月下旬に発売する。価格はオープンだが、11,800円前後での実売が予想される。

96kHz/24bitでの高音質リニアPCM録音（WAV形式）、またはMP3形式（320〜32kbps）の長時間録音に対応するポータブルオーディオレコーダー。無指向性ステレオコンデンサーマイクを搭載する。2011年発売のDR-05（関連ニュース）に、上位機種「DR-07MKII」と同等の音楽制作向け機能などを追加したモデルとなる。

具体的には、楽曲制作に便利な「非破壊オーバーダビング機能」や、ボーカルや楽器をきれいに響かせる「リバーブエフェクト」などを新搭載。また、入力レベルを基準に自動で録音開始する「オートレック機能」や、自動でマークを打つ「オートマーク機能」も備えている。動画ファイルとの位置あわせに便利な「オートトーン機能」にも対応した。

記録メディアはmicroSDHC/microSDカードをサポートしており、製品には4GBのmicroSDカードを同梱する。ディスプレイは128×64ドットのバックライト付LCD。単3形電池2本で駆動する。

なお、従来モデルのDR-05も、製品ページで公開されているファームウェアV2.00にアップデートすることで、上述の新機能に対応する。

【問い合わせ先】
ティアック株式会社 タスカムカスタマーサポート
TEL/042-356-9137