“マベカス”も製品化間近
【ヘッドホン祭】UMのカスタムIEM“マベカス”は近日発売/くみたてLab、3基BA+2基ダイナミックのイヤモニ
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、ミックスウェーブ、くみたてLab、PHONON、Sensaphonics/j-phonic、SOUND CLEAR NANOの出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブのブースでは、同社が取り扱う各ブランドの製品が一挙に登場。Unique Melodyのユニバーサルイヤホン「Maverick」をカスタム仕様にしたモデルについては、いよいよ製品化が具体的になってきたとのことで、近日中に発売される予定だという。
本イベントのブース内では、本機のチューニングに携わっているミックスウェーブ宮永氏の耳にあわせた試作機を用意しており、試聴を希望する来場者で溢れていた。なお、販売時の価格は18万円程度になる見込みとのこと。
今回初披露されている製品としては、Cypher Labsからポータブルタイプの真空管アンプ「AlgoRhythm Trio」が登場。内部にはサブミニチュア管6111を1基搭載する。インターフェースは、3.5mmステレオミニを入出力用に1系統ずつ装備するだけのシンプルな構成としている。ゲインはHigh/Lowで切替可能。発売は6月中〜下旬を予定しており、価格は8万円強とのこと。
さらに、ALO audioからはデュアルモノラルアンプ「The Continental Dual Mono」も公開されている。内部にサブミニチュア管6111を2基搭載。音声入力にUSBとラインINを装備しており、USB経由で最大2.8MHz DSDと384kHz/32bit PCMをサポートするハイレゾ対応モデルとなる。DACにはウォルフソン製WM8741を採用する。出力には3.5mmステレオミニ端子のほか、2.5mm4極バランス端子も備えている。
そのほか、同社が新しく取り扱いを始めたCampfire Audioの取扱い第一弾イヤホン「Lyra」「Jupiter」「Orion」が早速公開されているほか、BeatAudioのイヤホンケーブル最新モデル「Oslo lll」が今回のイベント会場限定で特別販売されている。
■くみたてLab
くみたてLabは、3基のBAドライバーと2基のダイナミックドライバーを搭載する、3ウェイ5ドライバーのカスタムIEM「KL-REF」を公開している。2月開催の「ポタ研」で参考出展されていたモデルが製品化した形だ。
低域再生用に口径9mmのダイナミックドライバーを2基採用し、それを直列で接続することによって歪み率を1%以下まで低下させているモデル。なお、ダイナミックドライバーを収めるハウジングは専用設計して3Dプリンターで出力。ドライバー用に物理的ローパスフィルターを内蔵するほか、ドライバーの前面から装着時にかかる空気圧を逃す排圧機構を設けることで、振動板の変形を抑えられるように工夫した。
また、本機には低域の量感を調節できるボリュームオプションも用意している。このボリュームオプションを使用すれば、幅広いレンジで低域の量感をコントロールできるようになる。
なお、本機に関しては本日よりくみたてLab公式サイトから受注を開始している。価格はボリューム有モデルが125,000円、ボリューム無モデルが109,800円。
■PHONON
PHONONは、口径40mmドライバーを搭載するポータブルヘッドホン「4000」を参考出展。今夏発売を予定しているモデルで、25,000円程度で販売される見込み。
持ち運びやすいように小さく折りたためるモデルで、DJのモニタリングにも最適としている。同社の従来製品と同じく、マスタリングエンジニアによるサウンドチューニングを行っている。インピーダンスは46Ωで、最大入力は500mWで、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。本体質量は243g。付属ケーブルは長さ1.5mで、プラグ形状は金メッキ製3.5mmステレオミニを採用する。
■Sensaphonics/j-phonic
Sensaphonics/j-phonicのブースでは、米SensaphonicsブランドのカスタムIEM製品の試聴デモをメインで実施。また、J-PHONICブランドから日本人の耳にあわせた設計を投入した“耳型を採らなくて良いイヤモニ”「m2」「k2」もアピールしていた。
■SOUND CLEAR NANO
また、(株)パプリカはヘッドホン/イヤホン端子に塗布する接点導通改善剤「SOUND CLEAR NANO」を出展。国内販売はまだ行われていないが、今回のイベント会場限定で販売を行っている。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブのブースでは、同社が取り扱う各ブランドの製品が一挙に登場。Unique Melodyのユニバーサルイヤホン「Maverick」をカスタム仕様にしたモデルについては、いよいよ製品化が具体的になってきたとのことで、近日中に発売される予定だという。
本イベントのブース内では、本機のチューニングに携わっているミックスウェーブ宮永氏の耳にあわせた試作機を用意しており、試聴を希望する来場者で溢れていた。なお、販売時の価格は18万円程度になる見込みとのこと。
今回初披露されている製品としては、Cypher Labsからポータブルタイプの真空管アンプ「AlgoRhythm Trio」が登場。内部にはサブミニチュア管6111を1基搭載する。インターフェースは、3.5mmステレオミニを入出力用に1系統ずつ装備するだけのシンプルな構成としている。ゲインはHigh/Lowで切替可能。発売は6月中〜下旬を予定しており、価格は8万円強とのこと。
さらに、ALO audioからはデュアルモノラルアンプ「The Continental Dual Mono」も公開されている。内部にサブミニチュア管6111を2基搭載。音声入力にUSBとラインINを装備しており、USB経由で最大2.8MHz DSDと384kHz/32bit PCMをサポートするハイレゾ対応モデルとなる。DACにはウォルフソン製WM8741を採用する。出力には3.5mmステレオミニ端子のほか、2.5mm4極バランス端子も備えている。
そのほか、同社が新しく取り扱いを始めたCampfire Audioの取扱い第一弾イヤホン「Lyra」「Jupiter」「Orion」が早速公開されているほか、BeatAudioのイヤホンケーブル最新モデル「Oslo lll」が今回のイベント会場限定で特別販売されている。
■くみたてLab
くみたてLabは、3基のBAドライバーと2基のダイナミックドライバーを搭載する、3ウェイ5ドライバーのカスタムIEM「KL-REF」を公開している。2月開催の「ポタ研」で参考出展されていたモデルが製品化した形だ。
低域再生用に口径9mmのダイナミックドライバーを2基採用し、それを直列で接続することによって歪み率を1%以下まで低下させているモデル。なお、ダイナミックドライバーを収めるハウジングは専用設計して3Dプリンターで出力。ドライバー用に物理的ローパスフィルターを内蔵するほか、ドライバーの前面から装着時にかかる空気圧を逃す排圧機構を設けることで、振動板の変形を抑えられるように工夫した。
また、本機には低域の量感を調節できるボリュームオプションも用意している。このボリュームオプションを使用すれば、幅広いレンジで低域の量感をコントロールできるようになる。
なお、本機に関しては本日よりくみたてLab公式サイトから受注を開始している。価格はボリューム有モデルが125,000円、ボリューム無モデルが109,800円。
■PHONON
PHONONは、口径40mmドライバーを搭載するポータブルヘッドホン「4000」を参考出展。今夏発売を予定しているモデルで、25,000円程度で販売される見込み。
持ち運びやすいように小さく折りたためるモデルで、DJのモニタリングにも最適としている。同社の従来製品と同じく、マスタリングエンジニアによるサウンドチューニングを行っている。インピーダンスは46Ωで、最大入力は500mWで、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。本体質量は243g。付属ケーブルは長さ1.5mで、プラグ形状は金メッキ製3.5mmステレオミニを採用する。
■Sensaphonics/j-phonic
Sensaphonics/j-phonicのブースでは、米SensaphonicsブランドのカスタムIEM製品の試聴デモをメインで実施。また、J-PHONICブランドから日本人の耳にあわせた設計を投入した“耳型を採らなくて良いイヤモニ”「m2」「k2」もアピールしていた。
■SOUND CLEAR NANO
また、(株)パプリカはヘッドホン/イヤホン端子に塗布する接点導通改善剤「SOUND CLEAR NANO」を出展。国内販売はまだ行われていないが、今回のイベント会場限定で販売を行っている。
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