容量の異なる2モデル

出水電器、電源アイソレーショントランス「CTシリーズ」を発売開始

公開日 2015/05/28 19:19 オーディオ編集部
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(有)出水電器は、オーディオ用電源アイソレーショントランス「CTシリーズ」を正式に発売開始した。

CTシリーズ

容量の異なる「CT-1.5」(¥270,000/1台・税抜)と「CT-3.0」(¥350,000/1台・税抜)の2モデルを用意。同社は、電源にこだわる“マイ柱”をはじめ、“幹線工事”“オーディオ専用回路”“専用アース施工”など、様々なオーディオ用電源工事の経験を持つ企業で、約20年、全国800件近くの電源工事経験を凝縮したという。オーディオ用ではない設計の一般的なトランスを使ったは、ノイズが減る一方で音質にデメリットが出るイメージもあったが、このようなトランスにありがちな風評を払拭するものとして、さまざまな角度から吟味の上カスタムトランスを搭載して製作したとしている。

内蔵トランスは、オーディオメーカー向けカスタムトランスの製造経験があるメーカー製の、ノイズなどに強いEIコア型。下記写真はCT-3.0用の3.0kVA用のもので、その重さは42kgにもなる。

CT-3.0に内蔵の3.0kVAカスタムトランス

出力はJ1のコンセントとコンセントプレートを採用し、標準で2口コンセントを1個装備。また、下記写真のように、オプションで2口コンセント×2個とすることも可能。脚部に使う、the j1 projectの上級スパイクインシュレーターとスパイク受け(3点支持)も付属する

CT-1.5のリア部。コンセントにはthe j1 project製を搭載

入力電圧は100/200Vを購入時に選択。出力電圧は100、115、117/200、230、240Vからの購入時選択で2種類の出力電圧も可能。同社代表の島元澄夫氏は「デジタル機器はアナログとは別に、トランスを介した電源供給が理想。特に海外製品の場合、生産国の電圧に合わせると愛機から未知の実力が引き出される」とコメントしている。

なお、この「CTシリーズ」について、『季刊オーディオアクセサリー157号』にて田中伊佐資氏による導入実験レポートを掲載している。果たしてその音はどのようにグレードアップし、効果的な使い方はどこか。ぜひとも参考にしていただきたい。

『季刊オーディオアクセサリー157号』にて導入レポートを掲載

【問い合わ先】
(有)出水電器
TEL/03-3755-5558

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