「SPレコードで味わうフランス歌曲」「男性歌手…あの歌声は永遠に」

富士レコード社、12月27日、1月24日にSPレコードコンサート開催。1月の解説は篠田寛一氏

公開日 2015/12/24 17:13 季刊analog編集部
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神保町にある(株)富士レコード社では、銘機ヴィクトローラ「クレデンザ」を用いたSPレコードコンサートを定期開催している。原則、奇数月の最後の日曜日の午後を予定しており、毎回、貴重な音源と解説を聞きに多くの来場者が訪れているという。この年末には、12月27日(日)に15時30分から「SPレコードで味わうフランス歌曲」(新忠篤氏、桑原威夫氏の解説)を開催する。

1月24日(日)のテーマは『男性歌手・・・あの歌声は永遠に』

そして、年が明けて1月24日(日)には、『季刊analog』誌にて連載記事「レコードの奥義を極める」を執筆している篠田寛一氏の解説で、「男性歌手…あの歌声は永遠に」(流行歌・戦前篇その2)が開催される。懐かしの名唱、名曲を、クレデンザの音色で、ぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。詳細は以下を参照いただきたい。

前回のSPレコードコンサート風景

解説と選曲は篠田寛一氏

神田古書センター 第8回 SPレコードコンサート
『男性歌手・・・あの歌声は永遠に』(流行歌・戦前篇その2)
●日時:平成28年1月24日(日)15時30分開演(15時開場・18時頃終演)
●開催場所:東京都千代田区神田神保町2-3
 神田古書センター7階「イベントスペース・ほんのまち」
●入場無料:先着50 名様 ※当日14時より9階にて整理券を配布
●選曲・解説:篠田寛一氏(オーディオ評論家・レコード大好き人間)
●使用蓄音器:米国製手巻蓄音器ヴィクトローラ「クレデンザ」

●予定する内容(同社より):
昭和という時代とともに生まれ育った数々の流行歌。戦前篇として2回目の今回は、男性歌手にスポットを当て、篠田氏の楽しいお話しとともに名機クレデンザで、二村定一、徳山漣、楠木繁夫、上原敏、岡晴夫、藤山一郎、灰田勝彦ほかの懐かしの名唱、名曲、その素晴らしい歌声をお楽しみいただきます。昭和3年の「出船の港」から「サーカスの唄」「すみだ川」「大利根月夜」ほか、昭和18年の「バタビアの夜は更けて」まで盛りだくさんの選曲です。


なお、同社はエジソンの発明当初の盤、戦前、戦中、戦後の名盤や貴重盤、さらにモノラル、ステレオのLPレコード、EPレコードからCD、テープ類にいたるまで幅広い品揃えを行っている。SP盤は常時2万枚以上の豊富な在庫があり、試聴も自由にできるとのこと。また、希望者にはSP盤再生のノウハウなども提供してもらえるという。これから聴いてみようという人ばかりでなく、整理処分を考えている方を含めて、同社のような経験豊富なお店は頼もしい味方となってくれることだろう。

【問い合わせ先】
(株)富士レコード社
TEL/03-3264-8546

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