BNC出力2系統を搭載

Grimm Audio、機能最小化で小型/低価格を実現したマスタークロック「CC2」

公開日 2019/04/01 18:00 季刊・Net Audio編集部
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AZ・AUDIOは、オランダのGrimm Audioのマスタークロックジェネレーター新製品「CC2」を4月1日より発売する。価格は140,000円(税抜)。

CC2

CC2は、同社のCC1(関連ニュース)の基本性能はそのままに、一般的なハイエンドオーディオのクロックジェネレーターとして必要最低限の機能をコンパクトにまとめたというマスタークロック。

Grimm Audioは「優れた音楽性、音質を考えた場合に、できる限り安定したクロックを生成することが重要である」という考えから、性能を評価する要素について、パワーサプライやオシレータ制御回路のノイズ、低いレベルでのクロストーク成分などに目を向けて回路設計を行うメーカー。これにより、1ps@10Hzという、世界でもっとも正確なマスタークロック仕様を実現しているという。

2つのBNCマスタークロック出力を装備。44.1kHzおよび48kHzを基準周波数とし、その1・2・4倍のクロック周波数(44.1、88.2、176.4kHz/48、96、192kHz)を2台のデジタル機器に出力させることができる。

背面端子部

BNC出力のみであるが、例えば、手持ちのSACD/CDトランスポートとDACにBNC入力が備わっていれば、マスター接続することで非常にシンプルに、音質向上効果を発揮することができる。

フロントパネルに、パドウク(本花梨)を使用したユニークで高品位な外観も特徴的。サイズは200W×40H×160Dmm。質量は1.7kg。

なお輸入元であるAZオーディオは、「シンプルでコンパクトな、コストパフォーマンスの高いマスタークロックとして使ってほしい」としている。

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