オーディオマインドに溢れる“真の銘機”を選定

【速報】「オーディオ銘機賞2023」“金賞”3モデル&“特別大賞”3モデルを発表

公開日 2022/10/26 06:30 音元出版
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その年に最も優れたオーディオ製品を選定する「オーディオ銘機賞」、今年の受賞モデルが決定しました。1978年よりスタートしたオーディオ銘機賞の目的は、卓越した性能、革新の内容を持ち、かつオーディオマインドに溢れる、今後ベストセラー・ロングセラーとなりうる“真の銘機”を選定することにあります。

今年も数多くのモデルがノミネートされましたが、その中でもトップクラスとなる今年の「金賞」3モデル、そして金賞と同格とされる「特別大賞」3モデルを発表いたします。

◆オーディオ銘機賞2023 金賞◆



アキュフェーズ
モノラルパワーアンプ「A-300」



アキュフェーズのブランド創立50周年記念モデルの最後を飾る、A級モノラルパワーアンプ「A-300」が金賞を受賞しました。新規設計のトロイダルトランスや大容量フィルターコンデンサー、厳選されたパーツ類を搭載してさらなる低雑音化を実現。信号経路の最短化など、A級パワーアンプの理想を追求したモデルとして、また50周年の最後を彩るにふさわしいモデルとして、流通側・評論家側双方の審査員から高い評価を獲得しました。

ラックスマン
アナログプレーヤー「PD-191A」



創業100周年を間近に控えるラックスマンが送る、フラグシップアナログプレーヤー「PD-191A」。ロングセラーとなった「PD-171」の誕生から10年を超え、その間に培われた数々の技術を投入し、ラックスマンならではの洗練されたデザインセンスと、レコードに刻まれるサウンドを余すところなく引き出すフィロソフィーが高く評価されました。豊富なオプションでさまざまなアームを搭載できる拡張性の高さも、オーディオファンの遊び心をくすぐるポイントです。

エソテリック
アナログプレーヤー「Grandioso T1」



エソテリックのフラグシップラインである「Grandiosoシリーズ」から登場した初のアナログプレーヤー。19kgという重量級プラッターを、強力なマグネットの磁力で非接触のまま回転させる独自技術が大きなポイントで、その正確な回転からもたらされる表現力には、国内外のオーディオ愛好家から熱い視線が注がれています。創立35周年を迎えたエソテリックの新たな挑戦として、またハイエンドオーディオの新たな次元を切り開くものとして多大なる期待が寄せられています。

◆オーディオ銘機賞2023 特別大賞◆



エソテリック
パワーアンプ「Grandioso M1X」



2013年に誕生したGrandiosoシリーズは、2019年より順次ラインナップを「Xエディション」へと進化させてきました。深刻なパーツ不足が続く中で、粘り強く開発を進め発売にこぎつけた本機。独自の電流伝送方式「ES-Link Analog」を搭載、ハイスピードなアナログ伝送はパワーアンプをさらに活性化させます。エソテリックの理念を示す重要なプロダクトとして評価されました。

TAD
スピーカーシステム「TAD-CE1TX」



「TAD-CE1TX」は、TADの革新的な技術をふんだんに盛り込んだ、Evolutionシリーズの3ウェイブックシェルフスピーカーです。理想的な点音源再生を意図した同軸のCSTドライバーの魅力はそのままに、ミッドレンジやウーファーの振動板を再設計しさらなる広帯域の再生能力を獲得。ブックシェルフの概念を越える表現と品位あるデザインは、まさに日本ブランドの矜持を伝えるものです。特別大賞にふさわしいモデルとして選定されました。

フェーズメーション
MCカートリッジ「PP-5000」



ブランド創立20周年を迎えるフェーズメーションの「PP-5000」が特別大賞に選定されました。2002年に「P-1」で鮮烈なデビューを飾ったフェーズメーションですが、「PP-5000」はこの20年で培われた技術を投入して生み出されたフラグシップカートリッジです。ダイヤモンドカンチレバーに、窒化チタンコーティングを施したボディなど、贅沢な素材を惜しみなく投入。アナログ再生の “究極” を追い続けるブランドの姿勢も高く評価されました。

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