キング関口台スタジオより

ジャズ・ピアニスト 川上さとみの“ダイレクトカッティング”、YouTubeで生配信。9/13の19時半より

公開日 2023/09/01 20:06 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ジャズ・ピアニストの川上さとみが、アナログレコードの“ダイレクトカッティング”に初挑戦する。レコーディングはキング関口台スタジオで実施、その模様はYouTubeにて生配信される。配信は9月13日の19時半より、ポニーキャニオンの公式YouTubeチャンネルにて行われる。

川上さとみ、ブレント・ナッシー、田鹿雅裕によるピアノトリオでダイレクトカッティングを実施!

ダイレクトカッティングは、ミュージシャンの演奏をその場でレコード用にカッティングする録音手法で、文字通りあとから編集ができない“一発録り”のレコーディングとなる。キング関口台スタジオは、これまでにも2019年の井筒香奈江、2020年の八木隆幸トリオ、2021年の山本剛トリオなどのダイレクトカッティングを成功させてきたが、演奏をそのままYouTubeで配信するというのは初の試みとなる。

今回は川上さとみ率いるピアノトリオの収録で、ベースはブレント・ナッシー、ドラムは田鹿雅裕が担当。川上が書き上げたアルバム未収録の新曲を披露する予定となっている。レコードの発売は、ポニーキャニオンより2024年1月を予定する。二度と再現できないジャズの即興演奏の熱気が、レコードにギュッとパッケージングされる。

なお、YouTube配信は、9月18日の23:59までアーカイヴでも視聴ができる。

川上さとみプロフィール
2歳でピアノを弾き始め、6歳よりクラシックの英才教育を受ける。14歳で指導の経験、16歳でステージに立ち、18歳でTV・ラジオCMの作曲・演奏等、プロ活動を開始。その後ニューヨークでリッチー・バイラークに師事。ルー・ソロフ、ルイス・ナッシュ、ピーター・ワシントン等、一流ジャズメンと共演。巨匠ハンク・ジョーンズからも絶賛される。
2005年アルバム「ティアラ」にてデビューを果たす。その後スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク受賞作品、日本プロ音楽録音賞受賞作品を含む6枚のリーダーアルバムを発表している。またNHK連続テレビ小説「あぐり」ジャズシーン音楽を担当し、テレビ東京、BSジャパン放送「美の巨人たち」では多くのアルバム収録楽曲が使用されるなど幅広い活動を行っている。

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