<HTP編集長・川嶋のCEDIAレポート>AVアンプへの搭載が目立つSilicon Optix社のHQV
画質向上の決め手、映像機器の心臓部として知られる映像プロセッシング技術“HQV”。その生みの親であるSilicon Optix社はCEDIA期間中、コンベンションセンターに隣接する“デンバー・パフォーミングアーツ・コンプレックス”にてプライベートショーを行った。広々とした会場の奥に350インチは優に超える巨大なスクリーンを設置。そこにJVCの業務用D-ILAプロジェクターで映像を投写している。このプロジェクターには同社のプロセッサーが内蔵されているという。その緻密な1080pの映像はフィルムを超えたといっても過言ではなく、来場者から賛嘆の声が上がっていた。
さて、昨年まではDVDプレーヤー、プロジェクター、薄型テレビへの搭載が目立った“HQV”。もちろん、今年もプロジェクターや薄型テレビへの搭載は多いが、より目立つのはAVアンプへの搭載である。同社のプライベートショーでも同社のプロセッサー搭載のデノン、オンキヨーのAVアンプが展示され、注目を集めていた。HDMI時代に突入し、AVアンプにも優れた映像プロセッサーが必要とされていることもあり、今後はさらにHQV搭載AVアンプが増えていくだろう。大いに期待したい。
また、新たな試みとしてGATE WAYのPCに同社のプロセッサーの搭載がはじまっている。近年、PCにおける動画再生_例えばゲームやネットからストリーミングした映像の再生_の急増に対して、画質の向上が急務とされていた。こうした状況における新たな試みとして期待したい。
なお、HQVは本年のプライムタイム・エミー賞を技術部門で受賞した。詳細は次号の『ホームシアターファイル』にてお伝えする。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)
[CEDIA2007REPORT]
さて、昨年まではDVDプレーヤー、プロジェクター、薄型テレビへの搭載が目立った“HQV”。もちろん、今年もプロジェクターや薄型テレビへの搭載は多いが、より目立つのはAVアンプへの搭載である。同社のプライベートショーでも同社のプロセッサー搭載のデノン、オンキヨーのAVアンプが展示され、注目を集めていた。HDMI時代に突入し、AVアンプにも優れた映像プロセッサーが必要とされていることもあり、今後はさらにHQV搭載AVアンプが増えていくだろう。大いに期待したい。
また、新たな試みとしてGATE WAYのPCに同社のプロセッサーの搭載がはじまっている。近年、PCにおける動画再生_例えばゲームやネットからストリーミングした映像の再生_の急増に対して、画質の向上が急務とされていた。こうした状況における新たな試みとして期待したい。
なお、HQVは本年のプライムタイム・エミー賞を技術部門で受賞した。詳細は次号の『ホームシアターファイル』にてお伝えする。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)
[CEDIA2007REPORT]