“Yes,Wooo Can!”
「できる録画テレビ」で視聴スタイルを変える − Wooo新モデルが目指すテレビ進化形
■全機種ネットワーク/自動画質調整対応
続いて山内氏は、今回の新モデルのもう一つの大きな特徴である、ネットワーク対応についても、市況と同社の取り組みについて説明した。
まずネットワーク環境では、光回線が急速に普及し、ADSLを逆転したという状況を説明。このような状況のもと、2011年には薄型テレビの75%がIPネットワークに対応するだろう、と予測する。
同社ではこの流れを先取りし、Wooo新モデルでは全機種をアクトビラ ビデオ・フルやアクトビラ ビデオ・ダウンロードに対応させ、さらにDLNAにも対応。また、携帯電話からアップロードした写真や、PCから送信した動画や静止画を、遠隔地のWoooで手軽に視聴できる「ビデオdeメール」など独自機能も充実させた。
また、今回の新機種では、視聴環境に応じて自動的に適正な画質に調整する「インテリジェント・オート高画質」機能を搭載した。山内氏は他社製品との比較を交え、照明の種類をオプションなしで自動検出できること、さらに「日立の樹」によるエコ効果表示機能など、日立独自の機能を紹介。視聴環境画質でも機能的な優位にあると説明した。
省エネ機能ではこのほか、液晶テレビ3機種が新たにエコパネルを搭載したこと、またUTシリーズは薄型のため部材低減が図れることなどを紹介。さらに2009年モデルでは発泡スチロールや段ボールなど梱包材使用量の低減にもこだわり、液晶テレビの42V型モデルで昨年の機種と比較すると、梱包材使用率が約半分になったと説明。これによりトラック積載効率も約200%向上し、物流のエネルギー消費をさらに抑えることが可能になったという。