発表会には佐々木希さんも登場
フジフイルム、HDの3D動画撮影にも対応したデジカメ「FinePix REAL 3D W3」を発売
富士フイルム(株)は、1,280×720/24fpsでのハイビジョン3D動画撮影にも対応したコンパクトデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W3」を9月4日より発売する。価格はオープンだが48,000円前後での実売が予想される。
■HD動画撮影に加えて裸眼3D視聴可能な液晶モニターも進化
3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」(関連ニュース)の後継にあたるモデル。新たにハイビジョンでの3D動画撮影に対応した点が大きな特徴。記録メディアは引き続きSD/SDHCカードに対応している。
1/2.3V型で1,000万画素のCCDとフジノン光学式3倍ズームレンズを2基ずつ、そして動画信号処理能力を従来比2.4倍に向上させた新開発の「リアルフォトエンジン 3D HD」を搭載。左右2組の撮像システムから、焦点、明るさ、色調などが均一な画像を取り込み、3D映像に合成する。
動画の解像度は3D、2Dともに1,280×720(24fps)、640×480(30fps)、320×240(30fps)の3種類から選択可能。動画の音声はステレオ記録を採用している。
3Dでは立体感の強弱度合いを調整できる視差調整機能を搭載。また、2つのレンズユニットをマウントするステンレスフレームを採用し、光軸を高精度で保持するよう配慮している。
液晶モニターには、レンチキュラー方式の採用により裸眼で3D鑑賞が可能な「プレミアムクリア3D液晶」を搭載。液晶サイズは3.5V型で、解像度はWVGA。左目と右目に届く光の方向を高速かつ高精度に制御し、両目にそれぞれ別の画像を投影する「ライトディレクションコントロールシステム」を採用していた前モデルからレンチキュラー方式に変更したことなどにより、クロストークを約10分の1に低減。また、明るさを従来比約1.5倍、色再現性を従来比約1.8倍に向上させている。
また、3D表示については100コマまでのマイクロサムネイル表示に対応。3Dスライドショー機能も搭載している。
Ver.1.4に対応したHDMI端子を1系統装備。テレビやパソコンなどの3D対応機に接続して3D映像を楽しむこともできる。また、高速赤外線通信「IrSimple/IrSS」に対応しており、3Dビューワー「FinePix REAL 3D V1」や、同規格対応のテレビなどに本製品で撮影した3D静止画のワイヤレス転送も可能。
また、同梱の画像ビューワーソフト「MyFinePix Studio」では撮影した3D動画の編集も可能。同ソフトではYouTube 3D対応サイトへのアップロードが可能なファイルへの変換もできる。
3D撮影については、新たに「指がかり警告機能」を搭載。撮影時に指がレンズにかかっていると、モニター警告表示が点灯する。
加えて、「W1」同様にオート撮影よりも自由度が高い「アドバンスド3Dモード」や、異なる角度から2D撮影を2回行って1枚の3D画像に合成する「3D 2回撮り」などの機能を搭載。電車や飛行機などで撮影者が移動しながら視点の異なる2枚を連写することで超遠景を立体的に映し出せる「3D時間差撮り」も搭載している。
そして、前モデルから引き続いて2D撮影での「ツインカメラモード」を搭載。シャッターを1回押しただけでテレ端とワイド端を同時に記録する「テレ/ワイド同時撮り」や、色調の異なる2枚の画像を撮影する「2カラー同時撮り」、感度設定を変えてシャッタースピードの異なる2枚を撮影する「高/低感度同時撮り」が利用できる。さらに、2D撮影では顔検出機能「顔キレイナビ」や自動赤目補正機能も搭載している。
■3Dプリントサービスも性能向上
同社では現在も裸眼で3Dが楽しめるプリントサービスを行っているが、同サービスも機能を向上させる。従来は印画紙の上にレンチキュラーシートを貼る方式だったが、新開発のシステムではレンチキュラーシートに直接プリント。これにより、よりクリアな3Dプリントを楽しめるようにした。
プリントサイズは6×7インチ、5×7インチ、4×6インチ、6×4インチの4種類に対応しており、日本国内では一般的な5×7インチ(2Lサイズ)と4×6インチ(キングサイズ)の2種類でサービスを開始する予定だという。
サービスは9月上旬からの受付開始を予定しており、納期は1週間程度。料金は「1枚420〜430円くらいになるのではないか」(同社スタッフ)とのことだった。なお、従来通り受付は店頭および特設サイトで行う。
■HD動画撮影に加えて裸眼3D視聴可能な液晶モニターも進化
3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」(関連ニュース)の後継にあたるモデル。新たにハイビジョンでの3D動画撮影に対応した点が大きな特徴。記録メディアは引き続きSD/SDHCカードに対応している。
1/2.3V型で1,000万画素のCCDとフジノン光学式3倍ズームレンズを2基ずつ、そして動画信号処理能力を従来比2.4倍に向上させた新開発の「リアルフォトエンジン 3D HD」を搭載。左右2組の撮像システムから、焦点、明るさ、色調などが均一な画像を取り込み、3D映像に合成する。
動画の解像度は3D、2Dともに1,280×720(24fps)、640×480(30fps)、320×240(30fps)の3種類から選択可能。動画の音声はステレオ記録を採用している。
3Dでは立体感の強弱度合いを調整できる視差調整機能を搭載。また、2つのレンズユニットをマウントするステンレスフレームを採用し、光軸を高精度で保持するよう配慮している。
液晶モニターには、レンチキュラー方式の採用により裸眼で3D鑑賞が可能な「プレミアムクリア3D液晶」を搭載。液晶サイズは3.5V型で、解像度はWVGA。左目と右目に届く光の方向を高速かつ高精度に制御し、両目にそれぞれ別の画像を投影する「ライトディレクションコントロールシステム」を採用していた前モデルからレンチキュラー方式に変更したことなどにより、クロストークを約10分の1に低減。また、明るさを従来比約1.5倍、色再現性を従来比約1.8倍に向上させている。
また、3D表示については100コマまでのマイクロサムネイル表示に対応。3Dスライドショー機能も搭載している。
Ver.1.4に対応したHDMI端子を1系統装備。テレビやパソコンなどの3D対応機に接続して3D映像を楽しむこともできる。また、高速赤外線通信「IrSimple/IrSS」に対応しており、3Dビューワー「FinePix REAL 3D V1」や、同規格対応のテレビなどに本製品で撮影した3D静止画のワイヤレス転送も可能。
また、同梱の画像ビューワーソフト「MyFinePix Studio」では撮影した3D動画の編集も可能。同ソフトではYouTube 3D対応サイトへのアップロードが可能なファイルへの変換もできる。
3D撮影については、新たに「指がかり警告機能」を搭載。撮影時に指がレンズにかかっていると、モニター警告表示が点灯する。
加えて、「W1」同様にオート撮影よりも自由度が高い「アドバンスド3Dモード」や、異なる角度から2D撮影を2回行って1枚の3D画像に合成する「3D 2回撮り」などの機能を搭載。電車や飛行機などで撮影者が移動しながら視点の異なる2枚を連写することで超遠景を立体的に映し出せる「3D時間差撮り」も搭載している。
そして、前モデルから引き続いて2D撮影での「ツインカメラモード」を搭載。シャッターを1回押しただけでテレ端とワイド端を同時に記録する「テレ/ワイド同時撮り」や、色調の異なる2枚の画像を撮影する「2カラー同時撮り」、感度設定を変えてシャッタースピードの異なる2枚を撮影する「高/低感度同時撮り」が利用できる。さらに、2D撮影では顔検出機能「顔キレイナビ」や自動赤目補正機能も搭載している。
■3Dプリントサービスも性能向上
同社では現在も裸眼で3Dが楽しめるプリントサービスを行っているが、同サービスも機能を向上させる。従来は印画紙の上にレンチキュラーシートを貼る方式だったが、新開発のシステムではレンチキュラーシートに直接プリント。これにより、よりクリアな3Dプリントを楽しめるようにした。
プリントサイズは6×7インチ、5×7インチ、4×6インチ、6×4インチの4種類に対応しており、日本国内では一般的な5×7インチ(2Lサイズ)と4×6インチ(キングサイズ)の2種類でサービスを開始する予定だという。
サービスは9月上旬からの受付開始を予定しており、納期は1週間程度。料金は「1枚420〜430円くらいになるのではないか」(同社スタッフ)とのことだった。なお、従来通り受付は店頭および特設サイトで行う。
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関連リンク
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix REAL 3D W3
- 発売日2010年9月4日
- 価格¥OPEN(予想実売価格48,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,000万画素 ●撮像素子:1/2.3型 CCD×2 ●記録メディア:内蔵メモリー、SD/SDHCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式3倍ズームレンズ ●電源:充電式バッテリー ●本体外形寸法:124.0W×65.9H×27.8Dmm ●本体質量:約250g(付属バッテリー、メモリーカード含む