【詳報】ドコモ、スマホ2013年モデル発表 − 堀北真希さんらも登場

■春モデルの特徴は「高精細」「高速通信」「高速処理」 − iPhoneについての言及も

「春と言えば出会い、物事が新しく始まるというイメージ。新生活が始まるこの時期に、スマホを好みに合わせて選べるよう新生活にぴったりのモデルを揃えた」とコメントする同社の加藤社長は、「高精細」「高速通信」「高速処理」という3点が春モデルの特徴だと説明。

ドコモ初のフルHD液晶モデルを一気に5モデル揃えたことなどに触れながら「スマホを選ぶ時に重視される3つのポイントが高いレベルで融合した」と語る。

またLTE「Xi」については、受信時最大112.5Mbps/100Mbpsエリアを2013年3月までに22都市に、さらに6月までには50都市以上へと拡大させると説明。「トラフィックの高いところから順次、エリアを一気に拡大していく。通信速度が高まっていることを日々実感していただけると思う」とした。

なお質疑応答では、やはりiPhone導入に関連した質問も寄せられた。「Xperia ZがiPhone対抗であるというのであれば、どこがポイントになるのか」と問われた加藤社長は「春モデルとしてはXperiaの一体感のあるモデルをイチオシにしている。性能面では優劣がつけがたいものになってきていると思っている」と回答。

「iPhoneが日本では4年半前に登場した。大変魅力的なモデルで、各ベンダーも追いつき追い越せと頑張っている。その切磋琢磨がスマホを魅力のあるものにしていくと思っている」と言葉を続けた。

そして、今回の春モデル群を「お子様から大人まで、家族みんなが自分の好みで選べて満足する、新生活にピッタリのモデルを揃えた」と表現。「ドコモはスマートフォンのその先にある世界を広げていく。ぜひ新生活のパートナーに加えていただきたい」と語った。

また、発表会には同社のCMキャラクターを務める堀北真希さんと渡辺謙さんも登場。「高校生の息子もスマホデビューした」と明かす渡辺さん「フルHDディスプレイがここまできたか、という感じ」と驚いた様子を見せたり、堀北さんが「色々な機能が入っているのに本当に薄い。スタイリッシュだし女性も欲しくなると思う」とXperia Zを表するなど、それぞれ新モデルや新サービスについての感想を述べた。