パナソニック、CDリッピングやハイレゾアプコン対応のBDレコーダー「DIGA BRZ1020」など4機種

パナソニックは、新EPGや「新番組/特番おしらせ」などで使い勝手を向上させるとともに、CDリッピングや「ハイレゾ・リマスター」機能の搭載など音楽再生機能も強化したBDレコーダー“DIGA”「DMR-BRZ1020」など4機種10月中旬に発売する。

・DMR-BRZ1020（1TB/3チューナー）￥OPEN（予想実売価格8万円前後）
・DMR-BRW1020（1TB/2チューナー）￥OPEN（予想実売価格7万円前後）
・DMR-BRW520（500GB/2チューナー）￥OPEN（予想実売価格6万円前後）
・DMR-BRS520（500GB/1チューナー）￥OPEN（予想実売価格5万円前後）

■「新番組/特番おしらせ」で見逃しを防止

Ultra HD Blu-ray再生が行えない以外は、同時発表の「DMR-UBZ2020/1020」と基本的な機能は共通。ただし、シングルチューナー機「DMR-BRS520」は後述のCDリッピング機能とUSB 3.0対応、4Kアップコンバートやマスターグレードビデオコーディング（MGVC）対応などを省き、さらにシンプルな仕様になっている。

録画機能関連では、初期設定が簡単に終了する「2ステップらくらく設定」を全モデルとも新採用。「DMR-BRX7020」などの2016年春モデルで採用していた3ステップよりもさらに簡単に初期設定が済むようになった。

同機能では「郵便番号」と「ネットワーク設定」の2ステップで設定が終了。ビエラリンクに対応した同社テレビ“VIERA”との接続であれば地域設定情報をビエラから取得するため本機での郵便番号入力も不要になるほか、ネットワークも有線LAN接続であれば自動設定するため、両条件にあてはまるユーザーはこの2ステップすらも不要になる。

EPGも改善し、番組名は大きい文字で、出演者などの番組情報は小さい文字で表示する新番組表を採用。文字サイズにメリハリを付けて視認性を向上させることに加え、番組情報として表示できる情報量も増やした。

また、EPGでの表示チャンネル数や文字サイズ変更などのカスタマイズをより簡単に行えるように機能を改善。リモコンの「停止」ボタンを押すとカスタマイズ画面を表示し、早送り/早戻しボタンで表示チャンネル数の増減、dボタンの青/赤ボタンで文字サイズの大小、緑ボタンで番組詳細表示のオン/オフ、黄色ボタンでサブチャンネル表示のオン/オフを切り替えられるようになった。

「新番組/特番おしらせ」機能も新搭載。EPG上で、新番組や特番、テレビ初放送となる映画などをポップアップで告知し、リモコンの「新番組」ボタンを押すと、それらの番組をリスト表示する画面に遷移する。新番組などを一覧でまとめて確認できるようにすることで、番組改編期などでも好みの番組を録画し逃さないよう配慮した。