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国内再展開ブランドや新製品が多数

4年ぶりの開催は大盛況!「ポタフェス2023春 名古屋」出展まとめ

公開日 2023/04/13 13:07 ファイルウェブ編集部
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■ソニー



“ウォークマン” 最新モデルの「NW-ZX707」「NW-A307/A306」や、ノイズキャンセリング搭載モデルをはじめ完全ワイヤレスイヤホンの試聴を展開。“ウォークマン” は試聴のほか、通常見ることができない分解部品も展示。アルミブロックから削り出したシャーシや、独自開発のコンデンサーを多数搭載した基板など、音質へのこだわりを視覚的にアピールしていた。

ウォークマン「NW-ZX707」「NW-A307/A306」の音質へのこだわりを、パーツ単位でアピール

また、試聴に訪れる人数が多かったという製品が、Bluetoothイヤホン「Float Run」。音楽を聴きながら周囲の物音にも気を配れる、いわゆる “ながら聴きイヤホン” の中でもユニークな、スピーカーを耳の前方に浮かせて固定する構造が注目を集めたようだ。

ユニークな構造でながら聴きを実現する「Float Run」が注目される

■オーディオテクニカ



会場の入口をくぐってすぐの場所に位置するオーディオテクニカブースでは、現在同社がラインナップする完全ワイヤレスイヤホンをほぼ網羅。同社を代表する重低音イヤホンシリーズ “SOLID BASS” の「ATH-CKS30TW」、落としにくく使いやすいがコンセプトの入門モデル「ATH-CK1TW」、そして音質とノイズキャンセリングのバランスを突き詰めたフラグシップモデル「ATH-TWX9」まで、気軽に聴き比べられるスペースを展開した。

入魂のフラグシップモデル「ATH-TWX9」を含め、完全ワイヤレスイヤホンのほぼ全モデルを用意

■テクニクス



テクニクスブースでは、完全ワイヤレスイヤホンの主力モデル「EAH-AZ60」「EAH-AZ40」をプッシュ。EAH-AZ60はバイオセルロース振動板を用いた8mmダイナミックドライバーを搭載し、ノイズキャンセリングやLDACコーデックにも対応する多機能モデル。もう一方のEAH-AZ40はPEEK振動板採用の6mmダイナミックドライバーを搭載し、軽快な着け心地を実現したコンパクトモデル。どちらも共通して通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジーを採用することで、クリアな通話音質も追求している。

ちなみに同社では、2023年5月7日まで上記2モデルを対象とした「いい音を楽しもう。新生活応援キャンペーン」を実施中。期間中に上記モデルを購入/応募すると、もれなく購入モデルに応じた最大3,000円相当のデジタルギフトがプレゼントされる。

完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」「EAH-AZ40」を、新生活の節目に訴求

■JVCケンウッド



JVCケンウッドは、完全ワイヤレスイヤホンの入門モデルから上位モデルまで、そして有線イヤホンの最上位「HA-FW10000」をラインナップ。完全ワイヤレスイヤホンでは、スポーツや “ながら聴き” で活躍するフック付きオープンタイプの「HA-EC25T」をはじめ普段づかいしやすいモデルが中心に聴かれる一方、HA-FW10000の試聴を希望する音質最優先の来訪者も多いとのことで、幅広いユーザー層を受け入れていた。

完全ワイヤレスイヤホンだけでも、エントリーモデルから高級モデルまで広くカバーするJVCケンウッド

やはり音質にこだわるユーザーから熱い視線を送られるという「HA-FW10000」

■ゼンハイザー



今年2月に発売した、開放型ヘッドホン “HD 600シリーズ” の最新モデル「HD 600S2」(実売96,800円前後)が登場。長期にわたり愛される “HD 600シリーズ” の中でも、ドライバーの改良によりさらなる音質向上を図った第4世代モデルというだけあり、試聴に訪れるユーザーが相次いだ。

HD 600シリーズの第4世代モデル「HD 660S2」が注目される

またイヤホンも、有線モデル「IE 900」「IE 600」「IE 300」、完全ワイヤレス「MOMENTUM True Wireless 3」といったミドル〜ハイクラスのラインナップで、音質にこだわるユーザーの注目を集めた。

有線イヤホン/完全ワイヤレスイヤホンでも3万円を超えるミドル〜ハイクラスモデルが充実

■ディーアンドエムホールディングス



今年2月に発売となったBowers&Wilkins(B&W)ブランドの完全ワイヤレスイヤホン第2世代モデル「Pi7 S2」(63,800円前後)、「Pi5 S2」(48,400円前後)が登場。同ブランドを代表するハイエンドスピーカー “800 Series Diamond” を手掛けたエンジニアによるチューニングやノイズキャンセリング機能はそのままに、接続安定性やバッテリー持ちといった基本スペックを向上させている。

作り込まれた音質はそのまま、接続性やバッテリー持ちなど使い勝手を高めた「Pi7 S2」「Pi5 S2」が登場

デノン初にして音質最優先を掲げた完全ワイヤレスイヤホン「AH-C830NCW」「AH-C630W」や、受注生産につき試聴できる機会が限られるKIMBER CABLEの高級ヘッドホンケーブル「AXIOS」といった製品もラインナップした。

約10万円からの高級モデルかつ受注生産のKIMBER CABLE「AXIOS」を気軽に聴き比べられるのはイベントならでは

■JBL



JBLでは、フラグシップモデル「JBL TOUR PRO 2」(33,000円)を中心とした完全ワイヤレスイヤホンをプッシュ。本モデルの大きな特徴であるスマートディスプレイ付ケースは、この度ソフトウェア・アップデートにより機能が追加。ユーザーが用意した画像をロック画面などに設定することが可能となった。

「JBL TOUR PRO 2」は、ケースのディスプレイに好きな画像を表示できる機能が追加されたばかり

また、会場で特に注目されたというモデルが「JBL TUNE FLEX」(13,200円)。内部が透けて見えるスケルトンデザインが目を引くのみならず、イヤーピースを付け替えることで、耳穴をしっかりとふさぐカナル型/耳のくぼみに軽くはめるだけのインイヤー型の2種類の装着感が選べる点が好評だったとのこと。

外見も装着感も注目されたという「JBL TUNE FLEX」

次ページ試作品、参考出展品の体験も醍醐味

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