野村ケンジが聴く
【レビュー】JVC初のポタアン「SU-AX7」をAK240とiPhoneで音質チェック
ポータブルオーディオの世界で、とても興味深い現象が起きている。それは、ポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)に対する注目の高さだ。5年前、いやほんの3年前までは“ギーク好みのマニアックなアイテム”という認識が強かったこのカテゴリーの製品が、いまや音の良いイヤホン/ヘッドホンとの組み合わせには欠かせない存在として、認知されつつあるのだ。
これには、iPod/iPhoneからのドックコネクタを利用した“デジタル接続”によって格段の良音質を提供してくれるDAC内蔵ポタアンの登場によるところが大きいのは確か。いまのポタアンプームは、実は“いい音”だけでなく、“手軽に楽しめる”こともポイントとなっているのだ。
そんな、iPhoneデジタル接続にも対応したポタアンに新製品が登場した。それが、iPhoneデジタル接続に加えてハイレゾ音源にも対応するJVCの「SU-AX7」(関連ニュース)である(※iPhoneデジタル接続時は48kHz/16bitまでの対応)。
■随所に盛り込まれた”JVCらしさ”
この製品のユニークなところは、デザインも機能性も、そして音質に対する追求の面でも、随所にJVCらしさが盛り込まれていることだ。
たとえばデザイン。使い勝手に配慮してのことだろう、スクエアなアルミ製ボディを持つが、細かく見ていくと、センター部分にスリットが刻まれていたり、前後のアルミ削りだしプレートは角が落とされいたりと、細部まで行き届いた、丁寧な作り込みが為されている。
これには、iPod/iPhoneからのドックコネクタを利用した“デジタル接続”によって格段の良音質を提供してくれるDAC内蔵ポタアンの登場によるところが大きいのは確か。いまのポタアンプームは、実は“いい音”だけでなく、“手軽に楽しめる”こともポイントとなっているのだ。
そんな、iPhoneデジタル接続にも対応したポタアンに新製品が登場した。それが、iPhoneデジタル接続に加えてハイレゾ音源にも対応するJVCの「SU-AX7」(関連ニュース)である(※iPhoneデジタル接続時は48kHz/16bitまでの対応)。
■随所に盛り込まれた”JVCらしさ”
この製品のユニークなところは、デザインも機能性も、そして音質に対する追求の面でも、随所にJVCらしさが盛り込まれていることだ。
たとえばデザイン。使い勝手に配慮してのことだろう、スクエアなアルミ製ボディを持つが、細かく見ていくと、センター部分にスリットが刻まれていたり、前後のアルミ削りだしプレートは角が落とされいたりと、細部まで行き届いた、丁寧な作り込みが為されている。