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ハイレゾサブスク、音質で選ぶなら「mora qualitas」!評論家も納得した理由とは
■使い勝手がよく、DL型ハイレゾ配信を利用していた方も乗り換えやすい
moraとmora qualitasの違いは、前者がダウンロード、後者がストリーミングと配信形態が異なることで、再生方法も音源も異なる別のサービスだ。スタート時のmora qualitasの音源は約500万曲で、その約1割はハイレゾ(最大96kHz/24bit、FLAC)で聴ける。
料金は月額1,980円と海外の高音質サブスクリプションより若干低価格だ。現時点でパソコン用アプリ(Windows/MacOS)が唯一の再生手段だが、今後スマホやタブレット用のアプリのリリースも予定。スマホ/タブレット版アプリではオフライン再生も可能になるとのことだ。
筆者の音楽の聴き方は、ネットワーク再生でもCDとあまり変わらない。アーティストごとに聴きたいアルバムを選び、再生待ちのキューに並べていくというスタイルが基本だ。ただ、ストリーミングサービスはどちらかというと推奨プレイリストから好みの曲を見つけるというイメージが一般的だが、mora qualitasでもアーティストとアルバムから聴きたい曲を選ぶルートはもちろん用意されている。検索ウィンドウに入力したキーワードで表示される候補のなかから該当するアーティストを見つけるという普通のやり方だ。
ネットワークプレーヤーと同じような方法で曲選びができると、ダウンロード型配信を利用してきた音楽ファンでもストリーミングをスムーズに使いこなせるはずだ。その視点で見るとmora qualitasはなかなかよくできている。
一度しか聴かないなら見つけたアルバムを1クリックで「ミキサー」に入れてそのまま再生すれば良いが、後でまた聴くかもしれないアルバムはプレイリストに登録しておくと良い。アルバム単位またはアーティストごとに作ったプレイリストのなかにアルバムを登録すると、まるでNASのなかにフォルダを作るような感覚でサーバー上の音源を自分流に管理できるからだ。
複数のアルバムを登録したプレイリストを選ぶとアルバムごとに曲が並ぶので、あとはそこから聴きたいアルバムを選ぶだけ。この流れがネットワークプレーヤーで手持ちの音源を聴くときの感覚に近いという人なら、mora qualitasの操作にすぐなじめるはずだ。パソコンだけでなく、今後リリースされるアプリを使ってタブレットの画面で同じ操作ができるようになれば、さらに使い勝手は良くなるだろう。
プレイリストとは別に、アーティストごとに好みのアルバムを登録する「ライブラリ」機能も用意されているのだが、文字列の一覧表示なので少し見つけにくいし、最初にトラックリストが表示されてしまうため、アルバム単位で聴きたいときには操作の手間が増えてしまうと感じた。なので個人的にはプレイリストの活用がおすすめだ。
また、聴きたい曲をトラック単位で登録しておきたい場合は、曲の再生中に「お気に入り」を押す。他の配信サービスと同様、お気に入りと再生履歴の情報でリコメンドが出てくるので、毎回起動時に表示されるお薦めの精度を上げたければ積極的に活用したい。
■「排他モード」の搭載など「音質の良さ」がmora qualitas最大の特徴
moraとmora qualitasは別サービスと紹介したが、運営母体はどちらもソニー・ミュージックで、moraやグループ会社のソニーと同様、mora qualitasも音質へのこだわりを受け継いでいる。ハイレゾ音源の充実ももちろん重要なテーマだが、筆者が注目するもう一つのポイントは再生環境への配慮だ。その配慮の有無が、高音質ストリーミングの価値を大きく左右する。
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