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【PR】スマホと繋ぐならAeropex、スマホなしで楽しむならXtrainerz

AfterShokzの「骨伝導ヘッドホン」でスポーツをもっと快適に! 耳を塞がない自由な音楽体験ができる2モデルをレビュー

公開日 2020/01/21 06:30 折原一也
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本機をスマホと接続して音楽を聞いてみよう。まず、完全に耳がオープンなので、外の音も当然そのまま聞こえる。なんとも不思議な体験だが、Aeropexから骨伝導で流れる音楽と、鼓膜を通して聴こえる外の音が同時に分離して聴けるのだ。

気になる音漏れは従来機種「Air」と比べて50%減少されていて、屋外でランニングするシチュエーションなら、余程音量を上げない限り気になる事はないだろう。

肝心のサウンドも、RADWIMPS「グランドエスケープ (Movie edit) feat. 三浦透子」を再生するとピアノの音はしっかりステレオ感が出るし、女性ボーカルも立てて聴かせる。コーラスの自然な音の広がりも再現。KingGnu「白日」の男性ボーカルもクリアで、楽器の音まで帯域バランスは良好だ。

コズミックブラック、ルナグレー、ブルーエクリプス、ソーラーレッドの4カラーバリエーションを揃えている(写真はソーラーレッド)

Aeropexはなんといっても、ワイヤレスであることが魅力。普段スマホで音楽を聴きながらランニングしているなら、Aeropexで決まりだ。

水深2mでも使える“骨伝導デジタルオーディオプレイヤー”「Xtrainerz」

「Xtrainerz」¥17,880(税抜)。「VGP2020」では、骨伝導ヘッドホンにプレーヤーを搭載し、本体だけで音楽を楽しめる画期的なリスニングスタイルを提案したことが評価され、ポータブルミュージックプレーヤー(2万円未満)部門において受賞を果たしたモデルだ

AfterShokzの骨伝導ヘッドホンのなかでも、用途特化型のラインナップなのが「Xtrainerz」だ。

一見するとAeropexに似たネックバンド型イヤホン風だが、4GBのストレージおよびオーディオプレーヤー機能を搭載した“骨伝導デジタルオーディオプレイヤー”だ。ワイヤレス機能や外部入力は搭載していないので、スマホなどと組み合わせる製品ではない。

本機の内蔵ストレージに楽曲を転送しておけばランニングはもちろん、IP68防水の密閉構造により、なんと水深2mの環境下で2時間まで使える驚きの性能を備えている。水は電波を遮るのでワイヤレス接続は利用できないが、通信を必要としない骨伝導のデジタルオーディオプレイヤーなら大丈夫……と考えると、実に理に適った製品なのだ。

水深2mの環境下で使用可能なため、スイムのお供にピッタリ。付属の水泳用イヤープラグで耳に水が入るのを防ぐことも可能だ。カラーは写真のサファイアブルーに加え、ブラックダイヤモンドの2色から選ぶことができる

楽曲の転送は、PCと接続してファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけ。MP3/WAV/AAC/WMA/FLACのファイルに対応するが、ハイレゾ音源には対応しておらず、再生時にはスキップされるようだ。

本体には4GBのストレージ容量があり、最大で約1,200曲を保存しておくことができる。音楽データの取り込みは、付属のUSBクレードルに本体のコントローラー部をはめてPCとUSB接続し、楽曲ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけ

マルチファンクションボタンで再生/停止、音量+/-ボタンを長押しすれば曲送り/曲戻しができ、操作はシンプル。装着時の音声ガイダンスは日本語で、細部までよく作り込まれている所もポイントだ。

実際にXtrainerzを装着して水中で音楽を聴いてみると、正直にいって予想以上のサウンドで驚いた。音質も陸上で聴くサウンドに近く、歌声もクリアで、低音もズンとした振動で再現する。

スマホと接続しなくても単体で音楽を楽しめるXtrainerzは、「スマホと一緒に持ち歩くのは嫌」といったアクティブな方にぴったり。ワイヤレスヘッドホンにありがちな音切れの心配もなく、スマホから自由に音楽を楽しめる。シンプルだが使い勝手のよい機種で、水泳はもちろん、ランニングにもおすすめだ。

(折原一也)

本記事は「プレミアムヘッドホンガイド vol.23 2019冬版」掲載の記事をベースに加筆したものです。プレミアムヘッドホンガイドは2019年12月23日よりヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオンなどの家電量販店ならびにフジヤエービック、e☆イヤホンなどの専門店などを中心に無料配布中。ぜひお手にとってご覧ください!


(協力:フォーカルポイント)

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