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PR【特別企画】信号系プラグにNCF素材を初採用

「NCF」でRCAプラグはここまで変わる、フルテック新旧ケーブルを比較試聴!

公開日 2022/05/24 06:40 生形三郎
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ケーブル周りをサポートしてクオリティアップを実現する「NCF Boosterシリーズ」が、世界中で人気を得るフルテック。NCFはプラグやコネクター、コンセントなど、電源関連製品に豊富なラインアップと実績を誇り、これを起用したOEM製品も数多く製品化されている。今般、遂に信号系の端子に採用となり、その第一弾としてRCAプラグが登場した。名実ともに最上級を徹底追求し、優れた装着性と組み込み精度、高級感ある仕上がりを得たNCFのRCAプラグ。その進化した音の魅力をレポートする。

FURUTECHのハイエンド・グレード RCAプラグ「CF-102 NCF(RCA)」21,120円、2本1組・税込と、写真左は本品を採用する完成品RCAインターコネクトケーブル「Lineflux NCF(RCA)」225,170円、1.2mペア・税込

信号系端子に大好評を得る画期的な特殊素材NCFを初採用したRCAプラグ(Text by生形三郎)
■NCFとロジウムメッキを採用、伝送性能を入念に突き詰めた

生形三郎氏

フルテックの新コネクター「CF-102 NCF(RCA)」は、信号系端子に初めてNCFを採用したプラグで、同社最上位モデルとなる。フルテックが展開してきた人気NCFシリーズでお馴染み特殊素材「NCF」がプラグ中心内部に組み込まれていることが特徴で、第1弾モデルのこれを端緒に、今後単品販売によるOEM供給を行っていくという。さらに、各種信号系コネクターにも順次NCF採用モデルを開発予定とのことで、今回は「CF-102 NCF(RCA)」の魅力に迫ってみたい。

究極の帯電防止および共振減衰材料NCFを調合した、新設計のRCAプラグ部

新プラグ「CF-102 NCF(RCA)」は、センターピン内部に特殊素材「NCF」が注入された、αOCCロジウムメッキのワンピース中心導体を採用していることが最大の特徴だ。α銅合金ロジウムメッキボディを基に、ハウジングはステンレス製基材に、NCFと銀メッキカーボンファイバー層、特殊クリア硬質コート塗料仕上げの外装という入念な3層構造となっている。同社のフラグシップ電源プラグとIECコネクター「FI-50M NCF(R)」「FI-50 NCF(R)」と同様に、高級感触れる仕上げとともに、高い制振効果と静電効果を実現し、低ノイズな伝送性能が追求されている。

RCA プラグのセンターピンは、チューブ状のα(アルファ)OCC ロジウムメッキのワンピース中心導体内部に、静電気対策としてフルテックの特殊素材「NCF」を注入

■新旧モデルの比較試聴を実施、NCFプラグの効果を確認

今回は、このRCAプラグの魅力を探るため、「CF-102 NCF(RCA)」を装着した同社のフラグシップRCAケーブル「Lineflux NCF(RCA)」と、従来コネクターによる「Lineflux(RCA)」の比較試聴を実施した。

ケーブル部には、超低温処理&特殊電磁界処理による独自のαプロセス処理が施された13mm径単芯のαOCC導体を採用。PET/AIテープラップとα導体編組による2層シールド構成に加えて、ナノ単位セラミック/カーボンパウダー化合物を含有した共振減衰素材入りPVCシース、さらには、高品質ポリエチレンによる絶縁/誘電体を備えるなど、フルテックならではの徹底的な音質対策が盛り込まれた構成となっている。

次ページ生形三郎氏による「CF-102 NCF(RCA)」の音質レポート

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