PRファン待望の新シリーズをさっそくチェック
マランツの新機軸AVアンプ第一弾「CINEMA 50」登場! 評論家が自宅で速攻レビュー
ファン待望の新AVアンプ「CINEMAシリーズ」。先陣を切る「CINEMA 50」を速攻テスト
このたびマランツから、ファン待望の新AVアンプ4機種が発表された。その名も「CINEMAシリーズ」。デザインを一新し、モデル名も上から「AV10」「AMP10」、「CINEMA 40」、「CINEMA 50」、「CINEMA 70s」とシンプルなものになった。
2年前のステレオアンプ「MODEL 30」から始まった新コンセプトのデザインは、すでに市場から高い評価を受けているが、それと同時に、従来の品番のようで覚えにくかったモデル名についても、ユーザーが愛着の持てるものに変わったことを私は大いに歓迎したい。このエレガントで洗練されたブランディングによって、音を聴く前から欲しくなってしまった人も多いのではないだろうか?筆者もその1人である。
新しいラインナップでは、AV10/AMP10というハイエンドユーザー待望のセパレート機が復活し、その下には一体型の高級機CINEMA 40も控える。一体どんなサウンドに仕上がるのか興味津々だが、これら上位機種については来年の発売に向けて開発の真っ最中とのこと。まずは年内に中核モデルとなるCINEMA 50と薄型モデルのCINEMA 70s(sはスリムの略)が先行発売となる。
今回、筆者は自宅でCINEMA 50の音をいち早く体験する機会に恵まれたので、早速そのレビューをお届けしよう。
マランツならではの特徴とは何か?
そもそも、デノンをはじめ、強力なライバルがひしめくAVアンプの世界で、マランツ製品ならではの特徴はどこにあるのだろうか?それは良い意味で“AVアンプの音がしない”ことだと私は考える。