【特別企画】デザイン一新、使い勝手も大幅向上!
洗練を遂げた「SWシリーズ」の最新版、4KカラーマネジメントモニターBenQ「SW272U」レビュー
デザイン向けからゲーム向けまで幅広いPCモニターをラインアップし、着々とその存在感を増すベンキュー。中でもカラーマネジメントモニター「SWシリーズ」は、正確な色再現を実現する独自技術「AQCOLOR」に対応した写真・動画編集に最適な製品群だ。
シリーズ全モデルが、精緻な色合わせを可能にするハードウェアキャリブレーションに対応。さらに出荷時にも一台一台キャリブレーションが実施されており、個別のキャリブレーションレポートも同梱されるなど、その正確な色再現へのこだわりは徹底している。
今回紹介する「SW272U」は、そんなSWシリーズに今夏加わった最新モデル。「SW271C」の後継モデルとして、内外ともにアップデートが施され、さらに魅力を増したHDR対応の4Kカラーマネージメントモニターだ。
■ムラのない均一な明るさ。DCI-P3カバー率も向上
要となるモニター部は、4K UHD解像度(3840×2160)の IPS パネルを採用。低反射処理なども施されており、黒の締りもよく見やすい。またチャートを表示して確認すれば一目瞭然だが、ムラのない均一な明るさも本機の美点だ。
これは独自のムラ補正技術によるもので、筆者が審査委員を務めるDGPイメージングアワードの内覧会で、他社製モニターと並べて比較した際も、シリーズ通して粒揃いであったことも付記したい。
再現可能な色域が従来モデルから拡がっているのもポイントで、写真愛好家に馴染み深いsRGB、Adobe RGBはそれぞれ100%、99%カバーと据え置きだが、映像用途のDCI-P3(米国デジタルシネマ規格)は90%から99%カバーへと大幅に拡大した。
また、ハードウェアキャリブレーション用ソフト(無償提供)も最新版となる「Palette Master Ultimate」に対応。従来と比べてキャリブレーションにかかる時間が大幅に短縮されており、定期的なキャリブレーションも快適に行うことが可能だ。
さらにHDR表示についてもHDR10方式(PQ方式)に加え、放送などで多く採用されるHLG方式にも新たに対応している。
このように従来モデルから映像再現の高品位化が強化されたことにより、近年ミラーレスカメラのハイグレードモデルに搭載されてきたLog撮影も、本機であれば、より高い再現性で楽しめるだろう。
シリーズ全モデルが、精緻な色合わせを可能にするハードウェアキャリブレーションに対応。さらに出荷時にも一台一台キャリブレーションが実施されており、個別のキャリブレーションレポートも同梱されるなど、その正確な色再現へのこだわりは徹底している。
今回紹介する「SW272U」は、そんなSWシリーズに今夏加わった最新モデル。「SW271C」の後継モデルとして、内外ともにアップデートが施され、さらに魅力を増したHDR対応の4Kカラーマネージメントモニターだ。
■ムラのない均一な明るさ。DCI-P3カバー率も向上
要となるモニター部は、4K UHD解像度(3840×2160)の IPS パネルを採用。低反射処理なども施されており、黒の締りもよく見やすい。またチャートを表示して確認すれば一目瞭然だが、ムラのない均一な明るさも本機の美点だ。
これは独自のムラ補正技術によるもので、筆者が審査委員を務めるDGPイメージングアワードの内覧会で、他社製モニターと並べて比較した際も、シリーズ通して粒揃いであったことも付記したい。
再現可能な色域が従来モデルから拡がっているのもポイントで、写真愛好家に馴染み深いsRGB、Adobe RGBはそれぞれ100%、99%カバーと据え置きだが、映像用途のDCI-P3(米国デジタルシネマ規格)は90%から99%カバーへと大幅に拡大した。
また、ハードウェアキャリブレーション用ソフト(無償提供)も最新版となる「Palette Master Ultimate」に対応。従来と比べてキャリブレーションにかかる時間が大幅に短縮されており、定期的なキャリブレーションも快適に行うことが可能だ。
さらにHDR表示についてもHDR10方式(PQ方式)に加え、放送などで多く採用されるHLG方式にも新たに対応している。
このように従来モデルから映像再現の高品位化が強化されたことにより、近年ミラーレスカメラのハイグレードモデルに搭載されてきたLog撮影も、本機であれば、より高い再現性で楽しめるだろう。