ディスク再生とデータ再生を同等に取り扱ったプレーヤー
マランツ、USB-DAC/SACDプレーヤー「SA-14S1」
■2段構成のフルディスクリート・アナログオーディオ回路を搭載
DAC以降のアナログ段については、マランツ独自の高速アンプモジュール「HDAM」および「HDAM-SA2」を使用したフルディスクリート構成のオーディオ回路を搭載。このオーディオ回路は、初段のHDAMを使用したI/V変換アンプと、後段のHDAM+HDAM-SA2による電流帰還型フィルターアンプ兼送り出しアンプの2段構成となっている(SA-11S3は3段構成)。
DACのディファレンシャル出力を受けるI/V変換アンプまではSA-11S3と同じ完全バランス構成としていてるが、本機はアンバランス出力端子のみの搭載となるため、次段のディファレンシャルステージで差動合成が行われる。また、出力端子にはL/Rチャンネル間のグラウンド電位差を排除する純銅製「ゼロインピーダンス・プレート」を搭載している。
電源トランスには、SA-11S3と同等のコアサイズのトロイダルトランスを採用。実質サイズ自体はSA-11S3と比べてもよりやや大きく、カバーが省略されている。二次巻き線は11シリーズ同様、アナログオーディオ回路、DAC、USB-Bインターフェースそれぞれに専用のものを採用し、回路間の干渉を抑制している。また、高純度OFCの巻き線をバイファイラ巻きにて用いている。
アナログ回路とDAC電源用のブロックケミコンには、11シリーズにも搭載されたマランツ専用のカスタムパーツを採用。組成の改良に加え、端子の材質を真鍮から銅に変更することで、パフォーマンスを向上させた。
■ディスクリート構成のヘッドホンアンプを搭載
フルディスクリートタイプのヘッドホンアンプを搭載。HDAM-SA2による高速電流バッファーアンプにより、メインのアナログオーディオ出力回路との相互干渉を抑制している。またオペアンプICを使用せず、ディスクリート回路を採用した。
同軸デジタル、光デジタル入力については、最大192kHz/24bit入力に対応。同軸/光デジタル、USB-A入力の信号は、ジッターリデューサーによりジッターを低減した上でDACに送りこまれる。また、同軸/光デジタル出力についても192kHz/24bitに対応する。
フロントのUSB-A入力については、iPod/iPhoneとのデジタル接続、およびUSBメモリーからの音楽再生に対応。iPodの充電にも対応し、iPodの充電中に本機がスタンバイモードに入っても、充電が継続される仕様となっている。
アナログ音声出力端子には銅削り出しのRCA端子を採用。一般的に端子に用いられる真鍮に比べて銅は硬度が低く機械加工が難しいが、本機は熟練工が純銅ブロックから手作業で切削加工した特注品を使用している。
SACD再生時の主なオーディオ特性は以下の通り。再生周波数帯域は2Hz〜100kHz、再生周波数特性は2Hz〜50kHz(-3dB)、S/Nは109dB(可聴帯域)、高調波歪率は0.0009%(1kHz、可聴帯域)。
ヘッドホンの出力レベルは32mW/32Ω(SACD)、52mW/32Ω(CD)。音声出力端子はアナログLR(RCA)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1、ヘッドホン(ステレオ標準×1)。音声入力端子はUSB-B(PC)×1、USB-A(iPod/メモリー)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1となる。
消費電力は37W(待機時0.3W)、外形寸法は440W×123H×419Dmm、質量は14.5kg。
DAC以降のアナログ段については、マランツ独自の高速アンプモジュール「HDAM」および「HDAM-SA2」を使用したフルディスクリート構成のオーディオ回路を搭載。このオーディオ回路は、初段のHDAMを使用したI/V変換アンプと、後段のHDAM+HDAM-SA2による電流帰還型フィルターアンプ兼送り出しアンプの2段構成となっている(SA-11S3は3段構成)。
DACのディファレンシャル出力を受けるI/V変換アンプまではSA-11S3と同じ完全バランス構成としていてるが、本機はアンバランス出力端子のみの搭載となるため、次段のディファレンシャルステージで差動合成が行われる。また、出力端子にはL/Rチャンネル間のグラウンド電位差を排除する純銅製「ゼロインピーダンス・プレート」を搭載している。
電源トランスには、SA-11S3と同等のコアサイズのトロイダルトランスを採用。実質サイズ自体はSA-11S3と比べてもよりやや大きく、カバーが省略されている。二次巻き線は11シリーズ同様、アナログオーディオ回路、DAC、USB-Bインターフェースそれぞれに専用のものを採用し、回路間の干渉を抑制している。また、高純度OFCの巻き線をバイファイラ巻きにて用いている。
アナログ回路とDAC電源用のブロックケミコンには、11シリーズにも搭載されたマランツ専用のカスタムパーツを採用。組成の改良に加え、端子の材質を真鍮から銅に変更することで、パフォーマンスを向上させた。
■ディスクリート構成のヘッドホンアンプを搭載
フルディスクリートタイプのヘッドホンアンプを搭載。HDAM-SA2による高速電流バッファーアンプにより、メインのアナログオーディオ出力回路との相互干渉を抑制している。またオペアンプICを使用せず、ディスクリート回路を採用した。
同軸デジタル、光デジタル入力については、最大192kHz/24bit入力に対応。同軸/光デジタル、USB-A入力の信号は、ジッターリデューサーによりジッターを低減した上でDACに送りこまれる。また、同軸/光デジタル出力についても192kHz/24bitに対応する。
フロントのUSB-A入力については、iPod/iPhoneとのデジタル接続、およびUSBメモリーからの音楽再生に対応。iPodの充電にも対応し、iPodの充電中に本機がスタンバイモードに入っても、充電が継続される仕様となっている。
アナログ音声出力端子には銅削り出しのRCA端子を採用。一般的に端子に用いられる真鍮に比べて銅は硬度が低く機械加工が難しいが、本機は熟練工が純銅ブロックから手作業で切削加工した特注品を使用している。
SACD再生時の主なオーディオ特性は以下の通り。再生周波数帯域は2Hz〜100kHz、再生周波数特性は2Hz〜50kHz(-3dB)、S/Nは109dB(可聴帯域)、高調波歪率は0.0009%(1kHz、可聴帯域)。
ヘッドホンの出力レベルは32mW/32Ω(SACD)、52mW/32Ω(CD)。音声出力端子はアナログLR(RCA)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1、ヘッドホン(ステレオ標準×1)。音声入力端子はUSB-B(PC)×1、USB-A(iPod/メモリー)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1となる。
消費電力は37W(待機時0.3W)、外形寸法は440W×123H×419Dmm、質量は14.5kg。
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