レコードに秘められた「本当の音」を体験できるイベント

M2TECHのフォノADコンバーター「Joplin Mk2」の試聴会、12月26日に開催

公開日 2015/12/24 17:34 季刊Net Audio編集部
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ENZO j-Fi LLC.は、同社が先日発表したM2TECHの新製品であるフォノADコンバーター「JOPLIN Mk2」の試聴会を2015年12月26日(土)に、東京・秋葉原のオリオスペックにて行う。時間は14:00〜17:30で、内容を変えながら3部構成で行わる予定だ。


M2TECH「JOPLIN Mk2」(¥220,000/税別・写真左上)
「JOPLIN Mk2」は、フォノ入力されたアナログ信号を内部で全てデジタルにコンバートして再生するという、全く新しい形のアナログ再生機器。すでに、小社刊行の『季刊・アナログ』vol.50にて田中伊佐資によるレビューも掲載されており、早くもアナログファンから大きな注目を集めるモデルとなっている。

その最大の特徴は、豊富なイコライジングカーブに対応するという点。これまでのフォノイコライザーの多くがRIAAのみの対応、もしくはRIAAに加えてFFRRやColumbiaといったカーブのみの対応だったのに対し、M2TECHは同社が誇る高度なデジタル処理部を駆使することで、レコード再生時に全部で16種類ものイコライジングカーブに対応している。

レコードはカッティングされる際に、そのままカッティングしようとすると高域はサーフェスノイズに埋もれ、低域は溝の幅が広くなるためトレースできないなどの問題が起こる。そこでカッティング時にイコライジングをかけて、再生する際にフォノイコライザーで周波数帯域を戻すという作業が行われるが、このイコライジングカーブは年代やレーベルによって実に多くのパターンが存在するといわれている。
本イベントでは、JOPLIN Mk2を使用して、正しいイコライザーカーブというのがどれほど再生音に影響を及ぼすのかを体験することができる貴重な機会となっている。

また、JOPLIN Mk2のもうひとつの特徴となるのが、USB出力を使用して最大で384kHz/32bitでアナログ音源をアーカイヴできるということ。本イベントではこのアナログ・アーカイヴも実際の手順を追いながら解説される予定だ。

JOPLIN Mk2がレコード愛好家にとって必須とされる理由を体験できる本イベント。参加は予約制で定員となり次第受付終了となる。参加ご希望の方はお早めに。

【M2TECH Digital PhonoEQ & 32/384 ADC JOPLIN mk2試聴会】
●日程:平成27年12月26日(土)
●場所:オリオスペック イベントスペース(東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F)
●時間:14:00〜17:30
第一部:Joplin MK2概要説明&クラシック編
第二部:ジャズ&ロック編&32/384PCM データ取り込み編
第三部:ポップス編
●定員:20名様程度
●申し込み方法:メール( [email protected] )または
 お電話 03-3526-5777 にてお申し込み
※先着順にて受付(定員になり次第受付終了)

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