同社のアンプ技術を投入
Dan D’Agostino初のフォノイコ「MOMENTUM PHONOSTAGE」。450万円から
公開日 2016/05/25 18:40
藤原義孝
アクシスは、米Dan D’Agostinoのフォノイコライザーアンプ「MOMENTUM PHONOSTAGE」を5月に発売する。外装フィニッシュはシルバーとブラックを用意し、価格はシルバーが4,500,000円（税抜）、ブラックが4,750,000円（税抜）。
MOMENTUM PHONOSTAGE
本機はDan D’Agostinoブランド初のフォノイコライザーアンプで、同ブランドが培ってきたアンプ技術とユーザーフレンドリーな操作性を投入して開発されたという。
完全バランス対応のカートリッジ入力は、2系統のMCと2系統のMM、計4系統を装備する。それぞれの入⼒に対して個別に、負荷インピーダンスとキャパシタンス、ゲインなどのプリセットが可能。さらに5種類のEQカーブ（RIAA・FFRR・RCA Orthophonic・Columbia・DGG）の切り替え機能を持ち、RIAA制定以前の各レコード会社が採用していた4つの特性にも完全対応しており、あらゆるLPレコードの最適なイコライジングを実現するとしている。
アナログ回路はオペアンプを一切使用しない完全ディスクリート・バランス構成を採用。すべてのパーツをスルーホール基板にマウントしハンダ付けするという手法で組み立てており、同社ではこれが高音質の実現に大きく貢献するとアピールしている。
電源はパワートランス・ブロックとパワーレギュレーターベース・ブロックの2つの筐体に分離して搭載。“MOMENTUM PREAMPLIFIER”と同一構造の本体下部のアルミブロック削り出しパワーレギュレーターベース・ブロックは、直流定電圧化を図る直近のDCレギュレーター電源部となる。そこにケーブルを隔てて低電圧二次ACとDC整流を受け持つアルミボックスに収容されたパワートランスが用意される。両者は距離をとって設置でき、パワートランスのフラックスの影響を回避させ、本体との完璧なアイソレーションによって安定した電源供給を果たすとしている。
MOMENTUM PHONOSTAGEの背面端子部
シャーシはMOMEMTUMアンプと同様、分厚いアルミブロックを加工したものを採用。一台一台アリゾナ州ケーブ・クリークの工場で手造りされている。また、パワーレギュレーターベースは本体直下に位置しスパイクを受け止めることで、アンプ台のようなデザインとなっている。本体と一体となることで住申が安定し、優れたインシュレーション効果が得られるという。
入力はバランスXLR×4系統、アンバランスRCA×4系統、GND端子も装備する。出力はバランスXLR×1系統（極性：2=Hot、3=Cold、1=Ground）を装備する。
ゲインはMCが65dB@0dB（Balanced or Unbalanced）、MMが50dB@0dB（Balanced or Unbalanced）で、±6dB・1dBステップで設定可能。
入⼒インピーダンスはMCが5・10・15・25・50・100・200・420・1200・47k (Ω)、MMが 24k・25k・27k・29k・31k・34k・38k・42k・47k・54k・63k・75k・94k・126k・191k・391k (Ω)となる。
入⼒キャパシタンス（MMのみ）は19・37・56・75・94・112・131・150・169・187・206・ 225・244・262・281 (pF)。
周波数特性は20Hz〜100 kHz（±1dB）、歪率（@最⼤出力）は<0.003%（20 Hz〜20 kHz）、S/Nは-75 dB（unweighted）。
外形寸法は本体が322W×89H（124H・スパイク含む）×354D（400D・突起含む）mm、パワーレギュレーターベースが280W×69H×340Dmm、パワートランスが102W×51H×267Dmm。質量は本体が11.5kg、パワーレギュレーターベースが7.5kg、パワートランスが2.0kg。消費電力は25W。
【問い合わせ先】
アクシス（株）
TEL/03-5410-0071
MOMENTUM PHONOSTAGE
本機はDan D’Agostinoブランド初のフォノイコライザーアンプで、同ブランドが培ってきたアンプ技術とユーザーフレンドリーな操作性を投入して開発されたという。
完全バランス対応のカートリッジ入力は、2系統のMCと2系統のMM、計4系統を装備する。それぞれの入⼒に対して個別に、負荷インピーダンスとキャパシタンス、ゲインなどのプリセットが可能。さらに5種類のEQカーブ（RIAA・FFRR・RCA Orthophonic・Columbia・DGG）の切り替え機能を持ち、RIAA制定以前の各レコード会社が採用していた4つの特性にも完全対応しており、あらゆるLPレコードの最適なイコライジングを実現するとしている。
アナログ回路はオペアンプを一切使用しない完全ディスクリート・バランス構成を採用。すべてのパーツをスルーホール基板にマウントしハンダ付けするという手法で組み立てており、同社ではこれが高音質の実現に大きく貢献するとアピールしている。
電源はパワートランス・ブロックとパワーレギュレーターベース・ブロックの2つの筐体に分離して搭載。“MOMENTUM PREAMPLIFIER”と同一構造の本体下部のアルミブロック削り出しパワーレギュレーターベース・ブロックは、直流定電圧化を図る直近のDCレギュレーター電源部となる。そこにケーブルを隔てて低電圧二次ACとDC整流を受け持つアルミボックスに収容されたパワートランスが用意される。両者は距離をとって設置でき、パワートランスのフラックスの影響を回避させ、本体との完璧なアイソレーションによって安定した電源供給を果たすとしている。
MOMENTUM PHONOSTAGEの背面端子部
シャーシはMOMEMTUMアンプと同様、分厚いアルミブロックを加工したものを採用。一台一台アリゾナ州ケーブ・クリークの工場で手造りされている。また、パワーレギュレーターベースは本体直下に位置しスパイクを受け止めることで、アンプ台のようなデザインとなっている。本体と一体となることで住申が安定し、優れたインシュレーション効果が得られるという。
入力はバランスXLR×4系統、アンバランスRCA×4系統、GND端子も装備する。出力はバランスXLR×1系統（極性：2=Hot、3=Cold、1=Ground）を装備する。
ゲインはMCが65dB@0dB（Balanced or Unbalanced）、MMが50dB@0dB（Balanced or Unbalanced）で、±6dB・1dBステップで設定可能。
入⼒インピーダンスはMCが5・10・15・25・50・100・200・420・1200・47k (Ω)、MMが 24k・25k・27k・29k・31k・34k・38k・42k・47k・54k・63k・75k・94k・126k・191k・391k (Ω)となる。
入⼒キャパシタンス（MMのみ）は19・37・56・75・94・112・131・150・169・187・206・ 225・244・262・281 (pF)。
周波数特性は20Hz〜100 kHz（±1dB）、歪率（@最⼤出力）は<0.003%（20 Hz〜20 kHz）、S/Nは-75 dB（unweighted）。
外形寸法は本体が322W×89H（124H・スパイク含む）×354D（400D・突起含む）mm、パワーレギュレーターベースが280W×69H×340Dmm、パワートランスが102W×51H×267Dmm。質量は本体が11.5kg、パワーレギュレーターベースが7.5kg、パワートランスが2.0kg。消費電力は25W。
【問い合わせ先】
アクシス（株）
TEL/03-5410-0071
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