【PR】進化、成熟した高品位モデル
1年で5回進化、優秀機がさらなる高みへ。テクニクスのNC完全ワイヤレスは21年も“買い”モデルだ
まず、EAH-AZ70Wに搭載されるマイクは、高性能MEMSマイクかつビームフォーミング技術にも対応。また5回目となる最新アップデートで、小声での通話性能も向上したとある。
実際にMacBook AirにEAH-AZ70Wをペアリングして、ビデオ会議ソフト「ZOOM」で検証してみる。やはり、EAH-AZ70Wのマイク性能はとてもいい。最新ファームウェアにアップデートする前の状態でも、マイク感度が高く、音空間全体の音を捉えていて、通話でも声のニュアンスがしっかり伝わっていた。ただし、実は小声で通話すると高域成分が拾いきれずノイズとして認識されてしまい、相手に伝わりにくくなってしまう所があった。
最新ファームウェアではこの通話時のフィルター改善が行われたことで、小声でも通常の音量と同じく、高域まで高感度に伝えるようになっている。実際に試してみたが、しっかりと声が伝わることが確認できた。家族のいる自宅でのテレワークでビデオ会議に活用する、そんな今だからこそより嬉しい小声での通話性能向上のアップデートだ。
一方、テレワーク中のお悩みとして、「家族のいる部屋でも仕事に集中したいが、生活音が聞こえてしまって難しい」という方もいるだろう。EAH-AZ70Wはそんな状況でも有効だ。
実際にEAH-AZ70Wを装着してPCに向かって仕事をしてみると、家族の生活音はノイズキャンセリング性能の強度50%程度(専用アプリで効きを100段階調整可能)で十分気にならなくなる。ノイズキャンセルの特性として、人間の話す声(テレビ音声の場合も含む)は最大の強度でも完全には消えないが、ドアを閉じた隣の部屋のテレビ程度ならほぼ気にならない。
一方、テレワーク中は完全に遮音して集中するより、家族や家の中の様子が分かるように、周囲の音も聞きたいケースもあるだろう。EAH-AZ70Wでアンビエント(外音取り込み)を最大の状態にしておけば、周囲の音はほぼ素通り。アンビエント機能を50%程度の設定にすると物音はほとんど聞こえず、人の声が聞こえるくらい。あとは、家族の様子がどれくらい分かるようにしたいかの度合いで調整すれば良いだろう。
昨年4月に発売したテクニクス「EAH-AZ70W」、当時の評価は超高音質かつノイキャンも優秀な完全ワイヤレスイヤホンだったが、発売後一年近くが経っても、その市場における位置やコストパフォーマンスの高さは全く変わっていない。
それどころか、発売直後の6月から現在にいたるまで、5回ものファームウェアアップデートにより、ユーザーの使い勝手に寄り添った操作性や機能性の改善が行われるなど、手厚いサポートによって、製品としての成熟度がさらに増している。
これまで数々の完全ワイヤレスイヤホンが登場しているが、2021年に新たに購入する選択肢の一つとして、テクニクス「EAH-AZ70W」はオールラウンドに完成度の高い、非常に魅力的なモデルだといえる。
(協力:パナソニック)